フィリピン留学でセブ島へ行くのにマニラ経由って難しい?
マニラ空港の夜は危ないって聞くけど、どれくらい危ないの?
ここでは、飛行機代を安くするためにマニラ経由を利用したいけど、怖い思いをするのなら高い飛行機代で我慢するしかないと考えている方に、深夜のマニラ空港についてご紹介します。
数年前は世界で2番目に危ない空港だったマニラ空港
マニラ空港と言えば、2013年に空港で地方自治体の町長を狙った襲撃事件があったり、職員が旅行者の荷物に拳銃の弾を仕込んで犯罪者に仕立て上げて金銭を取るなどで騒がれた悪名高い空港ですね。
私が初めてマニラ空港を利用したのは2008年でしたが、その時はしつこくつきまとう人や「自分が学校のピックアップだ」と嘘を付いてくる人などもいて、凄いところへ来たと思ったのが懐かしいです。
しかし、2018年頃からはドゥテルテ大統領のおかげで、どのターミナルもかなり治安が改善されましたね。
その中でも、セブパシフィックが利用しているターミナル3では危ない話を聞いたことはありません。
私も何度もマニラのターミナル3で夜明かしをしていますが、危険だと思ったことは一度もありません。
深夜のマニラ空港ターミナル3の様子
深夜のマニラ空港というと「なんだか薄暗くて怖いのでは?」というイメージを持ってしまいますが、そんなことは全くありませんね。
基本的にセブパシフィックを利用すれば、東京とセブの直行便を除いて、大阪、名古屋、福岡からはターミナル3に深夜1時頃に到着します。
そのまま一番早い便で4時頃まで待つことになるのですが、セブパシフィックであれば、そのままターミナル3から国内線を利用できるので便利ですね。
そして、深夜1時に到着してもターミナル3の到着出口周辺にはたくさんの出迎えの人が待っています。
この中に、白タクの誘いなどもありませんし、声を掛けてくるような人もいません。
空港内の椅子で早朝便を待っている人も多いですし、完全に寝込んでいる人もかなりいます。
椅子は空港内にはかなりたくさんあるので、ウロウロしていれば寝やすそうな椅子はすぐに見つかります。
疲れているならスパでマッサージを受けるのも良いですね。
レストラン、ファーストフード、免税店などもほとんどが24時間営業しています。
お店に入って何か頼んでしまえば朝までそこで待っても大丈夫ですよ。
フィリピンではカフェやファーストフードなどで長時間滞在しても何も言われません。
常にたくさんの人がウロウロしているので薄暗くて怖いようなイメージはゼロですね。
早めにチェックインをして、制限区域内に入った方がより安全なのですが、制限区域内は急に物価が上がり、座ってゆっくりする場所も減ってしまうので時間の許す限りは外に居た方が私は楽です。
もちろん、私は安全だと思っていますが、荷物の安全は可能な限り確保していますし、出来る限り目の前に店員さんが居るような場所を選んで寝るようにもしていますよ。
ターミナル3の空港ホテルで朝まで寝る
大阪、名古屋、福岡からの深夜便でターミナル3に到着して朝まで過ごす際に一番便利な方法は空港内にある「The wing」という日系の会社が運営している空港ホテルを利用することです。
時間は下記のように区切られているので、利用するのは必然的に①の午前0時から朝7時30分になりますね。
①00:00~07:30
②08:00~15:30
③16:00~23:30
カプセルタイプ(1,000ペソ)の部屋が一番便利で、朝食ブッフェ、飲み物(飲み放題)、荷物預かり、シャワー、Wi-Fi、タオルや歯磨きなどのアメニティと全て揃っています。
深夜に到着して、始発の4時頃に出たとしても学校からのピックアップに時間外料金が必要になりますし、慌てて行っても特に何もありません。
それならば、朝までゆっくりと寝て、9時~10時頃の飛行機でセブへ行った方が無理なく行動できるのでおすすめです。
マニラからセブの国内線はセブパシフィックを利用する
マニラ経由でも、マニラからセブの国内線は必ずセブパシフィックを利用することを強くオススメします。
これは何故かと言えば先にご説明した通り、セブパシフィック利用して大阪、名古屋、福岡から出発した場合はマニラでターミナル3に到着します。
そして、セブパシフィックの国内線はターミナル3から出るので良いのですが、エアアジアを利用するとターミナル4からの出発となります。
そのため、深夜にターミナル移動をする必要があるので、非常に不便ですね。
また、それ以上におすすめしない理由がターミナル4は倉庫を改造したようなレベルの空港ですので、2時間~3時間の待ち時間が非常に苦痛です。
私が何度か利用した時は、空調もまともに効いていない状態でしたので、周辺の人もかなりイライラしていましたね。
大阪発マニラ行きはエアアジアなら深夜便ではない
大阪発限定ですが、2019年7月1日から運行するエアアジアであれば、17時頃にマニラに到着して、その日の内にセブへ向かうことができます。
エアアジアもターミナル3に到着しますので、そのままセブパシフィックの国内線に乗ってセブへ行くことができますね。
深夜着のセブパシフィックより気持ちの余裕ができると思いますので、少しでも飛行機のチケットを安く済ませたい方はチェックしてみて下さい。
まとめ
数年前まではマニラ空港での経由便は出来るだけ避けた方が良いと案内していましたが、年々空港の環境は改善されています。
もちろん、チャンギ空港、インチョン空港、香港空港のようなおしゃれ感や最新的な施設ではありませんが、危ないと感じるようなこともありませんね。
セブパシフィックやエアアジアを利用してマニラ経由でセブに来る分には、何も難しいことはありませんので、航空券を安く済ませたい方にはおすすめできますよ。