フィリピン留学の授業はとても楽しかったんですけど、先生との無駄話とか時間の無駄ばかりしていた気がします・・・
フィリピン留学では、英語の初心者の方が授業中に良くやってしまって、なかなか成果が出ない勉強方法がいくつかあります。
一生懸命勉強しているし、授業中もしっかりと先生の言うことを聞いて頑張っているのに成果が出ない人にとても多いことです。
ここでは、少しでも時間の無駄をなくせるようにフィリピン留学で初心者が授業中にやってはいけないことをご紹介しておきましょう。
時間の無駄・フィリピン留学で成果がでない初心者
フィリピン留学で成果のでない英語の初心者の方がやってしまうことの一つに授業中に文法などの質問をするということがあります。
留学して先生に英語を教えてもらうんだから当たり前のことでは?と思う人も多いと思いますが、これが一番時間の無駄です。
なぜ、留学して先生に文法の質問をすることが時間の無駄なのかについて説明してみましょう。
マンツーマンで質問すると授業が脱線する
質問と言うと当たり前に聞こえますが、授業中に質問をすることで授業が本来すべきことから脱線します。
例えば、スピーキングの授業中に分からない文章があるからと文法の質問をしてしまうと、優しい先生達はどうにか理解させてあげようと文法の説明を始めます。
これが、自分自身が学習しているレベルの文法を理解している人であれば良いです。
一度説明してもらうことでニュアンスの違いに気付けるので大きく授業の本筋から脱線せずに済みます。
しかし、初心者の場合は一度で先生の説明が理解できません。
先生は説明の言い方を変えたり、その文章が使われる状況が想像できるように促したりしながら、あらゆる手で説明をする必要があります。
こうなるとその説明だけで5分~10分では済まずに、説明を聞いているだけで20分~30分と時間を潰してしまいますね。
そして、気がついたら結局しっかりと理解できないまま授業が終わってしまったということは多々起こります。
マンツーマンではフリートークになりやすい
マンツーマンの授業では良く起こりますが、文法に限らずちょっとした好奇心から何かの質問をすることで話が盛り上がってしまい、そのまま授業がフリートークになってしまうことが良くあります。
これが自分で主導権を握って話せるレベルの生徒さんならまだ良いですが、英語の初心者がフリートークをした場合は95%以上の時間は先生の話を聞いているだけという無駄な時間になります。
では、残りの5%は生徒さんが話しているのかと言えば、そうではなく適当な単語を並べれば先生が推測して話を繋げてくれます。
自分は話していないのに会話が成立した気分でフリートークを楽しんでしまいますね。
また、先生も真面目な授業をしているよりフリートークの方が楽しいです。
生徒さんが話をふってくるので、このままで良いかなと勘違いしてそのまま授業に戻らない先生もいます。
私のブログ内ではアチコチに書いていますが、少し話せるくらいのレベルではフリートークをしても英語力は伸びません。
基本的に、フリートークで英語力が伸びるのはレベルが高い人だけです。
・自分が主導権を握って会話を続けられる
・自分が口にした英語の間違いに自分で気づける
フリートークで効果があるのは最低限でもこの2つができる人のみです。
フィリピン留学で時間の無駄にならない勉強方法
授業を無駄なく活用する方法として「授業中に文法などの質問をしない」ということを書きました。
では、授業中に分からないことが出てきたら、どうすれば良いのかと言う話になりますね。
学習時間は自分の時間なので遠慮しない
聞いていても分からない時は、思い切って授業を止めて先生に待ってもらいましょう。
わざわざ理解することが難しくなる先生からの英語での説明よりも、Google先生で検索すればすぐ丁寧に日本語で解説されたWEBサイトを見つけることができます。
わざわざ先生に聞いて時間を掛けなくても、ネットで答えを見た方が断然理解が早いです。
日本人が行き詰まる文法やニュアンスは、同じように他の人も疑問に思っている箇所が多いですので、本当にたくさん見つかりますね。
先生の前で授業中に調べることが、先生に失礼などと考えるかも知れません。
しかし、そんなことを気にする必要はありませんし、そんなことで態度を悪くするような先生であれば元から先生の素質が無いということです。
少くても私が今まで関わってきた先生で、そのようなことを気にする先生は1人もいませんでしたし、先生にも「説明に時間が掛かりそうなら調べるように伝えなさい」と言い聞かせていましたね。
質問はメモだけ取って後で調べる
多くの場合で授業中にする質問というのは知っていても知っていなくても本筋には影響しない質問が多いです。
「大部分は分かっているけど、細かいニュアンスの違いはどうなの?」というような感じの質問も多いですね。
例えば下記のような基礎の文章があるとします。
・Do you speak English?
・Can you speak English?
両方とも、基礎中の基礎の文法ですが、初心者の人がこれらの違いを先生に説明してもらって、例文を作る練習などしていれば軽く10分~15分は掛かります。
しかし、授業を止めてネットで調べれば理解に必要な時間は3分です。
ただ、少しでも英語を勉強したことがあれば、これらの文章は「英語が話せるかどうか聞いている意味だな」ということは簡単に分かります。
そして、この2つの文章内での「DoとCan」のニュアンスの違いは、授業中に正確に分からなくても授業の進行には問題無いのです。
ですので、後から自分で調べればすぐに解決できることを、わざわざ授業中に長い時間を潰す可能性のある質問をしなくても良いということです。
上の2つの文章をそのまま入力して検索してみるだけで、すぐにたくさんの説明がみつかりますので試してみて下さい。
フィリピン留学を無駄にしないために
フィリピン留学をする初心者の場合は、授業中によく理解できなかったことは勇気を出して飛ばしてしまい、メモだけ取ってあとで調べることがおすすめです。
それは、授業の流れを止め無い方が良いということが一番の理由です。
そして、私の経験上では少し疑問に思ったことをその場で聞いてしまうよりも、少し悶々としながら過ごしてから、あとで自分で調べた方が「あーなるほど!」と、鮮明に記憶に残り易いです。
最悪でもどうしても聞いてみたくて質問をしたとしても、そのままフリートークに脱線することだけは意識して避けるように、1回2分から3分の説明を聞いて分からなければすぐに戻るようにして下さい。
また、少し授業を受けていれば、質問してもすぐに授業に戻ってくれる先生と、そのままフリートークから戻らない先生はすぐに分かるので、その辺りは先生によって使い分けるようにすれば良いですね。
これからの留学の際に頭に留めて置いてもらえれば、フィリピン留学中の無駄な時間を減らせる手助けになると思います。