以前から31日以上の留学でフィリピン留学へ行くのに利用しない方が良い航空会社として、アシアナ航空、デルタ航空は良く知られていましたが、最近ではジェットスターもリストに入っています。
また、今年に入って全日空(ANA)も使わない方が良い航空会社になっているので注意して下さい。
31日以上はビザ無しでのフィリピン行きを拒否している航空会社
以前から、アシアナ航空、デルタ航空、ジェットスターはフィリピンに31日以上滞在する航空券を持っている場合はビザを取得していないと日本からの出国拒否する場合があります。
5年程前は、出国拒否されてしまったので慌てて別のチケットを購入したというような話が良くあり、事前の問い合わせで31日以上の留学をする方には利用しないようにお知らせしていました。
そして、その3社に加えて、2019年に入ってからはマニラ行きの全日空でも搭乗拒否されているという情報が入ってきました。
私がご紹介しているのは今の所セブだけですのであまり関係無い方ばかりなのですが、マニラ経由などでセブに到着する方は要注意ですね。
また、こういった出国拒否は法律ではなく、航空会社が独自に行なっていて、さらにカウンターの担当者の現場判断になる対応ですので、事前に把握できないのが怖いところです。
航空会社が搭乗拒否する理由は、行った先の国で入国できなければ、出国させた航空会社の責任になるためですね。
私もそれぞれに問い合わせてみましたが、会社として対応している場合とチェックインカウンターの責任者が対応している場合があるそうです。
なんて適当な対応なんだと思いましたが、私が実際にそういう目に遭った訳ではないですし、利用しなければそれで済むことですので、意見しても意味がありません。
31日以上のフィリピン留学で搭乗拒否される航空会社は利用しない
当たり前ですが、搭乗拒否のトラブルに巻き込まれないようにする一番簡単な方法はアシアナ航空、デルタ航空、ジェットスター、全日空(ANA)を利用しないことです。
フィリピンの航空会社である「フィリピンエアー」「セブパシフィック」であれば、これまでのところそういった話は一切聞いていませんので問題ありません。
また、常に対応が一定していないので分かりませんが「出国時に入国できなくても航空会社は責任を負いません」という念書にサインすれば大丈夫な場合もあるようですね。
どちらにしても、トラブルになるだけですので、最初から利用するのは避けて下さい。
復路の日程変更ができるチケットを購入する
どうしても、アシアナ航空、デルタ航空、ジェットスター、全日空(ANA)を利用するのであれば、復路の日程を変更できる航空券を購入して下さい。
渡航の際は30日以内の日程で往復のチケットを用意して、現地に到着してから復路のみ日程の変更をする方法です。
この場合は、日程の変更ができるチケットであることが前提です。
また、復路の日程変更に数千円からの手数料が必要になり、チケットの種類によっては手数料無料の場合もありますね。
ただ、基本的に日程変更出来るチケットは高いですので、アシアナ航空、デルタ航空、ジェットスター、全日空(ANA)にこだわる必要は無いでしょう。
帰国便用に捨てチケットを用意する
この方法は、航空会社によってはペナルティを受ける場合があるので、実行する際には注意してほしいのですが、本来の渡航日から帰国日とは別にフィリピンから30日以内に出国するためのチケットを購入する方法です。
これは、日本だけでなく、フィリピン以外の第三国であれば大丈夫です。
例えば、セブ・パシフィックであればマニラから香港が平常時でも6,000円程で購入できますし、プロモーションセール時なら近隣の国へ片道1,000円程度で行けるチケットも手に入ります。
こういったチケットを復路用として提示して登場して、現地ではそのチケットを捨てて、本来の日程のチケットで帰国するという方法ですね。
私はこの方法でセブパシフィックを良く利用していますが、本来はキャンセルの連絡をすべきで決して正当な方法ではありません。
まとめ
実際には、上記でご紹介したジェットスターや全日空(ANA)などを利用して31日以上なのに普通に出国できた場合も多々あります。
実際に2018年に31日以上はダメというルールを知らずにジェットスターのマニラ便を利用した人も、まったく何も言われず大丈夫だったと聞いています。
しかし、何度も言いますが、わざわざトラブルに巻き込まれに行く必要はありませんので、最初からフィリピンエアー、セブパシフィックを利用するのが安全です。