フィリピン短期留学とマレーシア短期留学を比較する【全然違う!】

留学先として一番人気のフィリピンですが、マレーシアも留学先として検討される方が多いです。

マレーシアも英語が通じますし、先生はネイティブが多いので、多国籍な留学生から人気があります。

結論から正直に言えば、どこからどう比べてもフィリピン留学の方がはるかにメリットが多いので、人と違った経験をしたいだけという理由以外にマレーシア留学を選ぶ理由が私には分かりません。

そこで、今回はフィリピン留学とマレーシア留学の違いを比較してみましょう。

先生の違い

フィリピン留学では基本的に先生はフィリピン人です。
中にはネイティブもいる学校がありますが、99%はフィリピン人の先生と言って良いでしょう。

マレーシアにある学校はオーストラリアなどにある学校の系列校が多いので先生の50%はネイティブだったり、大半の先生がネイティブという学校もあります。

授業が良いかどうかは授業内容と教え方なので、単純にネイティブの先生だから良いとは言いませんが、純粋な英語力では当然ネイティブの先生の方が高いですね。

フィリピン人の先生とマレーシア人の先生では英語力に大差はありませんが、マレーシア人の先生の方が訛りが強い人が目立ちました。
と言っても私もたくさんの学校を見学した訳でもなく、授業は受けていませんので情報の正確性には欠けるかも知れません。

この点については、フィリピンの方が圧倒的に学校が多く、異常なほど訛りを気にする日本人留学生などの対応のために訛りが少ない先生を確保しているからということもあります。

授業スタイルの違い

明確な違いは、フィリピン留学はマンツーマンが主体でマレーシア留学はグループクラスが主体です。

フィリピンの場合は1日6レッスンあれば全てマンツーマンか、4コマがマンツーマンで2コマがグループというパターンが一般的で、選ぶコースによりますが平日5日間で30時間から40時間の授業時間を確保できます。

マレーシアの場合は1日6時間程度の授業が多く、大体の学校は全てグループクラスのみで授業が行われます。
中には週に5時間ほどマンツーマンレッスンを選べる学校もありますが、ネイティブではなくマレーシア人の先生で、こちらもコースによりますが一般的には週に15時間から30時間の授業時間となります。

フィリピンの場合はグループクラスと言っても4人から8人の少人数制がほとんどですが、マレーシアでは少くて5人、普通は10人から15人のグループが多く、20人のグループも少くありません。

授業内容の違い

学習内容に関してフィリピンは個別の対応をしてくれる学校が多いですが、マレーシアの場合はグループですので個別対応はできません。

さらに、マレーシアでは欧米スタイルの授業方法が受けられるので、それがメリットであると取り上げられていることがありますが、これから英語が話せるようになりたい人が欧米に留学して失敗したということはたくさんある話ですので、メリットとは言えません。

特にグループクラスの場合は積極的に話し割って入っていかない日本人には向いていません。

言ってしまえば、英語が話せないから留学しているのに、話せない人が他人の会話に割って入れる訳がありません。

留学生の国籍や年齢層の違い

フィリピンでは日本資本の学校であれば100%日本人の学校も多いですし、多国籍な学校でも日本人、韓国人、台湾人がほどんどでその他の国の生徒がチラホラいる程度が現状です。

マレーシアでは、ドイツ、スペイン、ウクライナ、イラク、リビア、イエメン、サウジアラビア、カザフスタン、日本、ロシア、タイ、韓国などバラエティ豊かな留学生がいて、どの学校も日本人は多くても20%ほどです。

どちらも基本的には20代前後の留学生がメインですが、留学生の多さから言っても、フィリピンの方が社会人留学やシニア留学をしている人がたくさんいます。

留学スタイルの違い

基本的にフィリピン留学の場合はオールインワンで、授業・宿舎・食事・日々の生活のケアなど全てがコミコミになっているので、とても気軽に留学することができます。

また、どの学校にもまず間違いなく日本人スタッフが在籍しているので、困った時に日本語で済ませられるバックアップがあるというのは初心者やシニアの方には非常に心強いですね。

マレーシア留学では、学校は学校、宿舎は宿舎で両方ともバラバラに手配する必要があります。

もちろん、エージェントや学校が手配してくれるので自分でする必要はありませんが、手配には随時手数料が必要です。

日本人スタッフが常駐している学校も少ないですので、多少英語ができる人でないと何かの時に困ります。

そういった困った時に英語を使う環境の方が英語が身について良いという考え方もありますが、それはある程度話せるようになってからの話です。

困った状況になったら初心者の人が急に英語を使えるようになるなんて都合の良い話はありませんので、アジア圏で最低限通じる程度の英語力を身につけるまではフィリピンでオールインワンのフルサポート留学をおすすめします。

滞在ビザなどの取得についての違い

フィリピンでは日本国籍であれば30日間のビザが免除されますので、4週間留学の場合ビザの申請は必要ありません。
4週間以上の場合でも随時学校が代理で延長してくれますので本人は何もする必要もなく非常に簡単です。

また、フィリピンでは留学生として学習するにあたって必ずSSP(特別就学許可証)約13,000円別途が必要ですので、別途に掛かる費用もあります。

マレーシアの場合は日本国籍があれば90日までのビザが免除されますので、申請の必要もなく簡単に留学が可能です。

しかし、学生ビザは18歳から35歳までの大卒が対象になりますので、シニアの方の場合は90日以上の留学はできません。

ただ、通常シニア留学で90日を越える方は珍しいですので、ビザについてはどちらも気にする必要はありませんね。

留学費用の違い

留学費用に関してはフィリピンもマレーシアもそう大差はありません。

ただ、授業内容がフィリピンはマンツーマン主体でマレーシアはグループクラス主体ですので、費用対効果についてはかなり大きな差があると言えます。

言うまでもありませんが、先生を1人で6時間独占できるのと、10人で6時間共有するのでは効率の差は明らかです。

治安の違い

フィリピンとマレーシアを比べれば明らかにマレーシアの方が治安が良いです。

まず町並みの綺麗さが違いますし、マレーシアの方が断然インフラが整っています。

ただ、外国人を狙った犯罪の種類は似たようなものなのでどちらも注意は必要です。

セブでは日本人留学生を狙ったスリ、置き引き、賭博詐欺などは頻繁に起きています。

マレーシア、特にクアラルンプールはアラブ・中東系の詐欺師が多いです。

しかし、どちらも犯罪の種類を知って軽率な行動をしなければ避けられる犯罪ばかりですので、治安は悪くても日常から危険があるわけではありませんね。

フィリピン留学とマレーシア留学の比較まとめ

私自身がマレーシア留学のメリットが見出だせないのでどうしてもフィリピン留学寄りになってしまいます。

どうしても私がマレーシア留学をすすめるとすれば、それはすでに英語が話せる人ですね。

ある程度の会話ができるレベルの人であればグループクラスにも入って行けるので良いですし、多国籍な生徒と意見を交わせるのであればそれは非常に良い経験になると思います。

逆に話せるようになっている人がいつまでもフィリピン留学を繰り返すことに意味は無いと思っていますね。

ただ、それでも留学生は20代前後の若い人ばかりなので、社会人やシニア層の方が留学して本当に楽しめるかと言われると、それほど大きな価値は見出だせないというのが本音ですね。

英語を学ぶことよりも、留学を楽しむことを目的にするのであればフィリピンでもマレーシアでも無く、イギリス、カナダ、ニュージーランドの方が断然楽しめるでしょう。

あくまで、可能な限り短期間で効率よく英語を身に着けたいシニアの方には断然フィリピン留学をおすすめします。

フィリピン留学の語学学校で5年間マネージャーを務めた私がサポートします!

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