フィリピン留学に英語力を最短距離で伸ばす方法はあります。
もちろん、魔法ではなくキッチリとやるべきことはやっていることが前提ですけどね。
同じ様に学習時間を費やして、同じような授業を受けて最短距離を走っていても、留学中に全く違うペースで英会話力が伸びていく人がいます。
ここでは、私がフィリピン留学に関わっている7年間で、フィリピン留学中に最速で英語力が伸びる人についてまとめています。
フィリピン留学中に最速で英会話力が伸びていく人の特徴
まず、フィリピン留学中に最速で英会話力が伸びていく人の特徴はコレです。
自分から積極的に色んな人とコミュニケーションを取ろうとする人
留学生なら、ほとんどの人が英語を話す外国人と話すために英語の学習しています。
と思いますよね。
しかし。。。
私がフィリピン留学で見てきた限り、残念ながらこれを実践している人は本当に極一部の留学生だけなんです。
多くの留学生が取っているコミュニケーションはこれくらいです。
・正しい英語を使わなくても理解してくれる講師との会話
・レストランでメニューを指差しながら注文する
・タクシーに乗って行き先を言う
多国籍な学校であれば、英語ができない留学生同士のサバイバル英会話を使っている場合もありますが、それで身につくのは主に度胸で英語力ではありません。
外へ出て、誰も気を使ってくれない場所で誰かと話すようなコミュニケーションを取っている人は本当に稀ですね。
フィリピン留学は受け身でいると効果が低い
フィリピン留学には、学校に行けばどうにかしてくれるという受け身の留学生が多いのも事実です。
例えば、留学生の中にはとても悲しいことを感想として学校に残してしまう方も定期的にいます。
自分の担当じゃない先生が出会っても挨拶以外で話しかけてこないし、自分の生徒以外にフレンドリーじゃなくて残念だった。
もっといろんな先生と話ができるようなアクティビティがあれば良かった。
留学最後のアンケートにこのようなことが書いてあることがちょくちょくありました。
しかし・・・。
そこは、自分から話しかけましょうよ!
と、目の前に居た人には言ってしまったことが何度かありますう。
そこに生徒がいれば、先生達が話しかけてきてくれて当然なんていうサービスは学校にはありませんからね。
先生達の仕事は英語を教えることであって、先生は留学生を歓待するエンターテイナーではありません。
しかも、話しかければ誰でもちゃんとフレンドリーに話してくれるんですから、自分から話しかけましょう。
フィリピン留学をしていて、何か思うことがありながら受け身で待っていて、何も起こらないことを嘆いていても英語なんて上達しません。
自分から行動しないと何も変わらない
海外に居ても自分から行動を起こして話すきっかけを作れるようにしないと、せっかく英語を学んでも話すチャンスなんて無いも同然です。
当たり前ですが、授業を受けているだけであれば、簡単な言い回し以上の英会話から脱出することはできません。
もちろん、基礎作りを怠ってはオリジナルは生まれませんので基礎を反復練習を徹底的にすることは非常に大事ですけどね。
ただ、学校の授業はあくまで英語力の基礎と応用力を学習するモノで実践ではありません。
授業では教材にそった内容を学習しますし、応用としてレベルの高い授業を受けることもできます。
しかし、学校の授業は自分が話したいことや都合の良いことだけを学習します。
相手がいて会話が成り立つような内容が予測できないリアルでの実践とはわけが違いますので、積極的に自分から動いて英語を使わないと教科書英語からは卒業できません。
学んだことは実践で使えるようにならないと意味がない
徹底的な基礎練習をした次は実践です。
言ってしまえば、時間を掛けて英語の知識を詰め込んで基礎を積み続けても、本番で実践しなければ、いつまで経っても思うように話せるようになることは無いということです。
別の記事でも似たようなことを書いていますが、語学学校の先生は生徒のことを良く知っています。
それぞれのレベルも考えながら天才的に内容を予測してくれるので、初心者でも簡単に会話が成り立ちます。
しかし、一歩学校を出て先生以外のフィリピン人と話してみると「発音」だけをとっても、そんなに簡単に通じないことにすぐに気づきます。
一般人の彼らは日本人訛りの英語にも、日本人の発音にも慣れていませんからね。
また、自分から話し掛けるのであれば、当然ながら自分で話を作らないといけません。
黙っていても話しかけてくれる先生に期待せずに、自分から話題を続けられるように想定して練習しないとダメですね。
ただし、初心者などが外に出ていきなり知らない外国人に話し掛けるのは困難ですよね。
そこで、私が初心者の頃にしていた超簡単な実践練習をご紹介します。
ショッピングモールで道を尋ねる
これは場所を知っていること、少し離れていることが重要なポイントです。
本当に場所を知らないと本当か嘘か、どういう言い方をするのか分かりませんからね。
この方法で練習するといかにフィリピン人が適当なことを教えてくれるか分かっておもしろいですよ笑
ホテルに飛び込んで空室など聞いてみる
泊まる気が無くても、聞くだけは無料です。
しかも、小さなホテルなどでは大体フロント係が暇そうにしているので、そのまま雑談に持っていくのもありですね。
バックパック旅行や個人での手配で世界一周がしたいなどという場合は、こういった練習をしておけばネットでの予約だけに頼らずに済みますよ。
ちなみに、ホテル滞在型の学校なのであればホテルスタッフとどれだけでも自由に話せるので、どんどんと友達になると良いですね。
レストランでメニューや内容について色々尋ねる
本当はメニューには興味がなくても聞いてしまえば良いです。
すでに食べたい物が決まっていても・・・
「ちょっと時間をもらえますか?」
Can you give us another minute?
何がお勧めですか?
What do you recommend today?
コレとコレは何が違いますか?
What’s the difference between A and B?
このメニューにご飯は付いてきますか?
Does this dish come with rice?
このように英語の初心者でも使える簡単な英語で聞けることはたくさんありますね。
まとめ
とにかく色んな人と話すということは、ほんとうの意味で英語でコミュニケーションが出来るようになるためには非常に重要です。
例えば、よく日本で英会話を練習したいなら外国人がいるバーに行って話しかければ良いというような記事を見かけます。
「向こうは練習台じゃないんだから話しかけてくるな」と思ってますけどね。
しかし、フィリピンの人達は日本人を好んでくれる人が多いので練習には最適です。
特に20代前後の大学生などに話しかけてみればすぐに会話に乗ってくれますね。
自分から話しかけるのが怖ければMeetupなどでコミュニティを探すのも良いでしょう。
以上、せっかくフィリピン留学に来るんですから、学習だけでなく実践で英語を使う努力もしましょうして、圧倒的に成長してしまいましょう!というお話でした。