英語ってこれからAIで翻訳の精度も上がるだろうしあんまり必要じゃないんじゃないの?
今まで英語話せなくても困らずに生きてきたから無くても大丈夫じゃない?
もちろん、英語に関係ない暮らしをしている人はたくさんいますので、必要ない方は必要ないですよね。
しかし、英語は聞けて話せるだけではなく、読めるだけでも身の回りの情報源が8倍以上になるということを知っているでしょうか?
英語は出来る方が良い理由
英語に関係ない生活をしていれば「これから外国人が一杯入ってきて英語は必須になる」と言われても「関係ないな」と思いますよね。
日本で働く外国人は最低限の日本語を話しますし、相手も日本語で理解しようとする努力をしますから、日本語でもコミュニケーションはそう難しいことではありません。
いざとなればポケトークなどのポータブル翻訳機を利用すれば良いですしね。
しかし、英語は聞けることや話せることに焦点を置いてしまいがちですが、読めることの重要性は非常に高いです。
日本語での情報は世界に流れるたった2.9%しかない
まずは、インターネット上で利用されている言語の割合を見てみましょう。
見ての通り、日本語ユーザーは英語ユーザーの約9分の1しかいません。
そして、日本語を利用するインターネットのユーザーは英語が25.4%に対して、日本語はたった2.9%になります。
英語ではインターネット全てにある情報の約4分の1を見ることができ、日本語ではたったの33分の1程度しか情報を入手することができないということですね。
世界中で最新情報が流れるのはやはり英語が断然早く、マーケット情報、仮想通貨、科学、ITテクノロジーなどは英語で情報を仕入れる努力をすることで最新の1次情報を手に入れることができます。
それらの情報を日本で英語が理解できる専門家達が翻訳して、日本語のサイトとして流していますので、私達の目に届く頃にはすでに古い情報となっていますね。
もちろん、異常に遅い訳では無いのですが、例えば今起きたとんでも無い発表はネット上では即時にニュースとして流れて話題になりますよね。
その次にテレビニュースで取り上げられ、最後に新聞や雑誌という流れが一般的です。
情報は新鮮さが命ですので、時間が経つに釣れて価値は低くなっていきます。
例えば株やFXをしている人が日本語の情報だけを見ていると、間違いなく先取りの情報を手に入れるのが遅れます。
株やFXでは早いと分単位で情報を仕入れるのが遅いだけで、売り買いの波に乗れずに大きな損害を出すなどということにもなりかねませんよね。
英語で手に入る情報は日常生活にもたくさんある
私はマーケットやらIT技術やら関係ないから英語も関係ないと思うかも知れませんが、日常の何気ない情報でも日本語より英語で調べた方が圧倒的にたくさんの情報を見つけることができます。
例えば、海外の映画や最新音楽でも日本に入ってくるのは少し遅くなる場合が多いので、海外のサイトで最新情報を調べて、自分が持っているブログで批評を書いたりすれば他に書いている人が少ないのでランキングで上位に入ることもできるでしょう。
他にも、各国の家庭料理のレシピ、子育て方法、病気への対処法、家電の修理方法など多くの最新情報が英語で流れています。
新しいスポーツなども、アメリカやヨーロッパで爆発的に流行ってから日本に流れてくるのが当たり前ですので、私達が知らない情報の方が圧倒的に多いと言えます。
ちなみに中国語ユーザーは英語についで世界2位で約19.3%です。
2017年のインターネットの成長率は中国が2390%、アメリカが649%、そして日本は152%で世界TOP10では最下位です。
もちろん、日本はすでに全員に普及しているので成長の余地が少ないのもありますが、今後新興国はさらに成長して、日本は人口減少と共に情報発信力も弱まるのかも知れませんね。
まとめ
それでも英語に興味がない人は仕方ありませんが、この記事を読んでいるということは英語に興味がある人だと思います。
いきなり英字新聞や海外のニュースを英語で見るというのはハードルが高いですが、英語を読む聞くということに関しては地道に続ければ留学しなくても誰にでもできます。
もちろん、初心者の方で留学する時間があるのであれば、4週間~12週間ほど留学して一気に英語力を引き上げるのは最も効率の良い方法だと思います。
ちなみにフィリピンの先生達は普段から英語のソースを元に情報を入手している人が結構いるので、私達が全然知らないことを良く知っていたりもします。
しかし、英語が使えない人は日本語で流れている以上のこと情報は知りませんし、知ろうとも思いませんので、世界情勢についても日本語で情報が無ければ知ることもありません。
なんだか勿体無いですよね。