フィリピン留学お役立ち情報

大阪からフィリピン・セブ島への格安航空は少し不便【乗り継ぎ大変】

 

大阪からセブ島への格安航空利用はマニラでの乗り継ぎがあるのでおすすめしませんが、少しでも留学を安く済ませたい方向けにLCCなどの格安航空が大事なポイントとなります。

そこで、大阪からセブ島へ格安航空を利用して、フィリピン留学をさらに安くする方法をご紹介しましょう。

大阪からセブ島への航空会社

大阪からセブ島へ行くのに関係する航空会社は以下の通りです。

●フィリピンエアー(直行便)
●セブパシフィック航空(マニラ乗り継ぎ)
●ジェットスター(マニラ乗り継ぎ)

直行便で大阪からセブ島への航空会社

直行便で大阪からセブ島への航空会社はフィリピン航空の一つだけです。

航空券を買うタイミングによってかなり高く付きますが、文句なしに楽です。

海外初心者の方やシニアの方は、格安航空券を購入して手間暇掛けて面倒な思いをするよりも、乗り継ぎもなく、ターミナルの移動など何も心配しなくて済む直行便の方が良いという方の方が断然多いですね。

荷物も追加料金無しに「預け入れ荷物40kg+手荷物7kg」まで利用できるので、長期の留学などであればとても助かりますね。

■フィリピン航空

大阪 15:25頃発 – セブ 18:45頃着

●フィリピンエアーの片道の料金

・5ヶ月から6ヶ月前に取得して片道25,000円前後

・2ヶ月から3ヶ月前に取得して片道30,000円前後

・1ヶ月以内に取得して片道50,000円前後

1ヶ月未満で購入する人はそれほど多くないと思うので、普通は往復で60,000円位みておきましょう。

ただ、フィリピンエアーは格安航空ではないと言っても、多少座席が広くて、美味しくない食事が出るくらいで、乗務員のサービスや態度は格安航空と変わりませんよ。

格安航空会社のセブパシフィック航空を利用して大阪からセブ島へ

セブパシフィック航空は大阪からセブの直行便がありませんので、マニラ空港で乗り継ぎになります。

この場合に気になるのがマニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)の安全性です。

マニラ空港は、利用したくない空港で世界ワースト1位、2位を争っていた空港ですし、今でも空港職員の汚職も多いダメダメ空港ですからね。

特にターミナル1、ターミナル2は空港内でもスリや置き引きが多いので、深夜到着だからと朝まで寝るようなことは危なくて仕方ありません。

しかし、セブパシフィック航空を利用する場合は、マニラ空港のターミナルの中でも一番新しく比較的に綺麗で安全なターミナル3に到着します。

深夜でもお店ほとんど営業しているのでずっと賑やかで、怖いイメージはありません。

セブパシフィック航空は国内線も国際線もターミナル3を利用しますので、マニラ空港へ到着してからターミナル移動もありませんし、空港内の仮眠所などで朝まで滞在できるのでリスクはとても低いです。

空港内の椅子はフラットではないので寝づらいですが、場所によってはフラットな椅子もあります。

到着時間が深夜だとフラットな椅子は空いてませんけどね。

個人的には、毎回朝まで空港内の床やベンチで寝ていますが何か問題が起こったことはありません。

一応、ガードマンが居る近辺で寝るようにしてますが、本気で寝ていたらたまにガードマンが「荷物気を付けてね」と声を掛けに来るので良いのか悪いのか分かりません笑

■セブパシフィック航空

●セブパシフィック航空の大阪からセブの運行スケジュール

・関西国際空港発 21:10頃 → マニラ空港着 00:30頃

・マニラ空港発  04:00頃(朝一番の便)→ セブ空港着 05:30頃

スケジュール的には日本を土曜日の夜に出発して、セブ島には日曜日の早朝到着になります。

ホテル滞在型の学校などでは、チェックイン時間より大幅に早く到着することになるので要相談ですね。

●セブパシフィック航空で関西空港からマニラ経由でセブ空港の料金

・6ヶ月以上前にプロモで購入  片道5,000円~6,000円

・3ヶ月から4ヶ月前にプロモで購入 片道8,000円~10,000円

・1ヶ月から2ヶ月前に購入 片道15,000円~20,000円前後

どれだけ上手にプロモーションセールを利用出来るかに掛かっていますが、往復ともにプロモーションで購入できれば往復10,000円以内も可能です。

格安航空会社のジェットスターを利用して大阪からセブへ

■ジェットスター

●ジェットスターで関西空港からマニラ経由でセブ空港への運行スケジュール

・関西国際空港発 13:20頃 → マニラ空港着 16:40頃

・マニラ空港発 20:00頃 → セブ空港着 21:30頃

●ジェットスターの大阪ーマニラ間の費用

ジェットスターはセブパシフィックと違ってほとんどプロモーションセールをしませんが、チケットは安定して安く片道10,000円程から20,000円程で購入できます。

ただし、荷物や座席などのオプション費用が高いので、なんだかんだとしている内に代金が高くなることもあります。

ジェットスターはターミナル移動が必要

ジェットスターは日本を出発した当日中にセブに辿り着けますが、マニラではターミナル1に到着しますので、セブ島へ移動する際はセブパシフィック航空のターミナル3、またはエアアジアのターミナル4に移動しないといけません。

空港内の「Terminal Transfar」という看板を辿っていけば「シャトルバス」の乗り場に辿り着けます。

どんどんと人の気配がない方へ歩いていくので不安になりますが、ちゃんとありますのでご安心下さい。

しかし、マニラ空港から国内線を利用するのであればターミナル3を利用するセブパシフィック航空にしましょう。

エアアジアなどが利用するターミナル4は掘っ立て小屋レベルの空港施設ですし、保安検査などもめちゃくちゃ混みますので、国内線でターミナル4を利用するのは力の限りオススメしません。

乗り継ぎにはしっかりと時間の余裕をみる

頻繁に遅延がある格安航空会社の場合はマニラ空港着から国内線でのセブへの乗り換えを2時間程度に設定していると、かなり慌てないといけない羽目になるので、最低でも3時間以上は余裕をみておきましょう。

個人的には、一度3時間の余裕をみていたにも関わらず乗れないことがありましたので、格安航空を利用して乗り継ぎなどがある場合は5時間は余裕をみていますね。

ターミナル移動でのタクシーのボッタクリに注意

マニラ空港でのターミナル移動は日中なので比較的安全ですが、ボッタクリに遭う可能性が100%近いタクシーよりも、先にご紹介したターミナル間を移動しているシャトルバスを利用した方が安全です。

タクシーはどうしても時間に余裕がない場合だけにした方が良いですね。

格安航空券をGETするためには

上の画像のような100円セールや1ペソセールが年に2回から3回は開催されますので、早くから留学時期が決まっているなら各航空会社のプロモーションチケットをGETするために、メール会員登録やSNSフォローするなどしてすぐに購入出来るようにしておくことです。

セールの発表から12時間も経ってしまうとほぼ人気ラインのプロモーションチケットは残っていないので時間との勝負ですね。

特にセブパシフィック航空はサイトの接続状況も異常に悪くなるので、諦めずに頑張った人だけが格安チケットをGETすることができますよ笑

また、同じ航空会社でも日本語サイトでは表示されていないプロモーションセールが英語サイトでは表示されている事があるので、基本は英語サイトで探すことが大事なポイントの一つです。

仁川、釜山、香港などを経由する便を利用してセブへ

格安航空会社はうまく利用すればチケット代金を大幅に安くすることができますが、3ヶ月以内くらいになってきますと仁川、釜山、香港経由の航空会社を利用した方が安く済むことが多くあります。

そういった航空会社のチケットをまとめて探せるのが「Skayscanner」です。

例えば、2018年7月29日(日)から8月25日(土)の4週間留学予定、大阪からセブで日程を検索画面に打ち込んでいけば、下記の画像の様に幾つかの便を提示してくれます。

スカイスキャナーの料金

見ると韓国経由が安くて、ほぼ当日中にセブに到着できますね。

到着が翌日の24:30頃になりますが、この時間の到着は韓国からセブに来る便では極普通のことなので、深夜到着でも学校はピックアップしてくれますので問題ありません。

エアプサンで韓国のテグ空港まで移動し、テグ空港からティーウェイ航空でセブに移動。

ピーチエアで韓国のインチョン空港まで移動し、インチョン空港からエアプサンでセブまで移動。

両方とも日本人には馴染みが無いかも知れませんが、韓国からの留学生には普通の航空会社ですね。

これらを利用すれば往復50,000円から60,000円が平常価格と言ったところになりますので、フィリピンエアーと大差無い様に見えますが、フィリピンエアーと違い直前で購入してもあまり料金が変わらない所が違います。

少しでも航空券を安くしたいなら往復にこだわらない

航空券を安く買う方法として、もう一つ大事なポイントが「往復券」にこだわらないということです。

特に格安航空の場合は「片道」で購入する方が便利に利用できます。

格安航空には往復券を購入したからといって、航空券が少し安くなるようなサービスはありません。

ですので、無理に一つの航空会社を往復で利用するよりも、行きと帰りの航空会社を別々にするのもありですし、なんならルート毎変更しても良いですよね。

行きは疲れるので直行便、帰りは韓国、香港、台湾などに立ち寄って帰るのも留学後の楽しみにできます。

関西国際空港から成田へ国内線で移動してからセブへ行く

私が個人的に良く使う方法がコレです。

ピーチエアかジェットスターで関西国際空港から成田空港行き4,000円から7,000円を購入します。

●大阪から成田

・ジェットスター 07:35 関空発 08:55 成田着

・Peach 07:00 関空発 08:30 成田着

セブパシフィック航空、またバニラ・エアで成田からセブ直行便のプロモーションチケットを購入します。

だいたいこの料金が10,000円前後、安い時は5,000円程になります。

●成田からセブ

・セブパシフィック航空  成田発 11:55  セブ着 16:05

・バニラ・エア      成田発 10:00  セブ着 14:15

時間を見れば分かりますが、成田からバニラ・エアを利用する場合は、成田に8:30着のピーチエアの関空発でギリギリ、ジェットスターを利用すると確実に間に合いません。

ピーチエアでも乗り継ぎ時間が90分程しかありませんので、ピーチエアが20分ほど遅延するだけで乗り継ぎ失敗が確定しますね。

ですので、基本的には大阪から東京経由でセブ島へ行くには、08:30に成田着のピーチエアで国内移動して、成田11:55発のセブパシフィック航空でセブまで移動するのが唯一の方法です。

もし、バニラ・エアで安く取れてしまった場合は、東京に前日入りして成田空港泊です。

外国の空港と比べれば、日本の空港なんてトイレも最高に綺麗で天国です笑

もちろんお金に余裕がある人はどこかのホテルを取れば良いですが、LCCで格安航空券を購入したい人がホテルを取ることを前提にしているとは思えませんしね。

私は、基本的には大阪からセブへ行く場合はプロモーションを使って、20,000円以内で済ませていますね。

失敗して高くなっても30,000円程ですので、十分格安の移動方法と言えると思います。

東京からセブはフィリピンエアー、バニラエアー、セブパシフィックエアーと直行便が3社も就航しているので書くまでもなく簡単ですが、今回は関西の方の参考になれば幸いです!