フィリピン・セブへ海外移住したい【まず留学で下見がおすすめ】

フィリピン留学から海外への移住を考えるシニア層の方や海外で働きたい英語の初心者の方は留学生の中に少なくありません。

そして良く個人的に「海外移住でセブはどうですか?」と聞かれますが、東南アジアを3ヶ月掛けて周ってみた私にとっては、今のところセブが一番住みやすい国です。

今回は私個人の独断と偏見の視点からのセブへの移住について書いてみたいと思います。

フィリピン生活はイライラする事の方が遥かに多い

こういうのも何ですが、フィリピンに6年住んでいるからと言って、別にセブが大好きでもありませんし、フィリピン人の優しさやホスピタリティに心を奪われた訳でもありません。

マニラの都心に比べればセブの方が断然好きですけどね。

フィリピンに関わっている理由も、セブを盛り上げて、雇用率を高め、現地の人がもっと良い生活ができるようになる手助けをしたい。

などという熱い志もありませんので、そういった思いで関わっている方は素晴らしいと思います。

さらに言えば、私自身はどちらかと言えば、日々の生活ではイラッとすることの方が遥かに多いです笑

スーパーのレジの遅さ、道の歩き方、交通マナー、小さなことでも保身のためならすぐに嘘を付くなど、イライラする例を挙げ始めたらきりがありません。

なので、フィリピン留学をきっかけに海外への移住を考えるシニア層の方やこれから英語を身に着けて海外で働きたい初心者の方に、フィリピンへ移住して大きなメリットがあるかどうかと言われれば微妙です笑

生活レベルを下げれば月に5万から6万程度でも十分に気楽に生きていけるのは確かですけどね。

よくフィリピンだったらこんな生活できるんだよね?

という質問について移住するとよくあることを簡単に書いてみましょう。

海外移住すれば自分の時間を大切にできる

日本人を雇う多くの会社は、日本でアルバイトをするより安い給料にも関わらず、日本人として日本と変わらないレベルの責任を求めますので、むやみな残業や無駄なストレスも普通に有ります。

私の場合は学校で働いていましたが、毎日1時間から2時間は残業がありましたし、忙しい時期は4時間、5時間と残業することもありました。

コールセンターなどで残業が多いというのは聞きませんが、特に学校の寮に居住するタイプの英語学校のマネージャークラスだと24時間仕事と言っても良いくらいに仕事漬けになります。

私も2年間働きましたが、生徒さんにとってはそこにスタッフが居れば勤務時間か勤務時間外かなんてことは関係ありません。

中には深夜に部屋を訪れて「部屋に出たゴキブリを退治してくれ」という人もいましたからね笑

海外移住して現地採用の給与水準はどれくらい?

この記事を作製している現時点でセブにある求人を見たところ初任給は下記のような水準です。

・コールセンター 75,000ペソ(住居手当なし)

・学校スタッフ 50,000ペソ(学校寮に住めば無料・食事会社負担)

・ダイビングショップスタッフ 25,000ペソ(住宅・食事会社負担)

相変わらず低いですね笑

マニラだと大体の職種の下限が75,000ペソほどですが、セブは無料で働くインターンにたくさんの応募があるので給料水準はなかなか上がりませんね。

私の場合は、英語学校のスタッフとして現地採用でしたので最初の給料は5万ペソほどでした。

5万ペソと言えば2015年頃であれば13万円、今の相場なら10万円と言ったところですので、確実に日本でアルバイトしている学生より給料が低いですね笑

しかし、コールセンターで働く人、他校で働く人の話を聞いている限りは、その内容であれば日本で働いた方が遥かに良いのにと思う内容が多いです。

まだまだセブで働く日本人には、タイのバンコクほど深い闇はありませんけどね笑

日本の会社から出向という形でフィリピンに来るのであれば、住居や車など何もかも会社が用意してくれた上に、日本の給料で贅沢な暮らしが可能ですが、現地採用となるとそんな夢のような話は稀です。

もちろん、20代・大卒・ビジネス英語可・専門職など揃っている人であればもっと良い給料の仕事がいくらでもあります。

フィリピンのセブなら悠々自適な生活ができる

上の給与水準でも書きましたが、悠々自適な生活というのは日本レベルの所得があって初めてできることです。

物価にしても、平均所得のフィリピン人と同じレベル(月収30,000円位)で生活するのであれば非常に安いですが、日本人としての生活を確保したいのであれば日本より断然割高になります。

例えば、セキュリティがしっかりしていて、日本人から見て綺麗と呼べる部屋を借りるだけで、安くても1ヶ月で40,000円から50,000円はします。

さらに、ちょっと日本人の友達と外食に出たら1人1,500円位は必要です。

友達が多い人は交遊費と毎日の食費だけで安く見積もっても月に30,000円は掛かります。

1回外食して1,500円ならそんなに高くはないんじゃない?

と思うかも知れませんが先にご紹介した通り、セブの現地採用の手取りは初任給で月10万程度ですからね。

一般的な暮らしをしている日本人であれば、家賃・光熱費で50,000円、食費で20,000円、その他雑費を考えれば手元には月に20,000円残るか残らないか程度じゃないでしょうか。

その手元に残った20,000円の中から出す1,500円は痛いなんてものじゃないですね笑

また、それだけ出費しても、日本と同じような生活はできません。

フィリピンの建物は見た目だけで使い勝手や質は悪いですし、食材も日本と比べると高いのに断然劣ります。

ちなみに、私は外国人向け50%フィリピン人向け50%レベルのコンドミニアムでの1人暮らしで、家賃・光熱費・食費など全て合わせて月に50,000円~60,000円程度で生活していますが、セキュリティが甘い分、空き巣にやられています。

その被害額を滞在年数で割り振ると、もうちょっと良い所に住めたのに・・・と切実に思います(泣)

月10,000円以内の安いアパートも借りられますが、安いアパートには貧困層の人も多いですし、そんな中に日本人が住んでいると分かればすぐに狙われますので、家賃を安く抑えることは難しいですね。

フィリピンならお手伝いさんを雇って楽ができる

月に1万円程度でお手伝いさんを雇うことは確かにできます。

しかし、その給与レベルのお手伝いさんだとかなりのトラブルが発生します。

・物やお金を盗む
・突然来なくなる
・何回言っても同じミスをする
・舐められると手を抜くけど怒ったら来なくなる

などなどトラブルばかりで余計に疲れます。

トラブルの度に何度もお手伝いさん探しをしてる人もかなりいてホントに大変そうです。

かと言って、高い給料を払えば良い人が来るかと言えばそうは簡単に行かないのが難しいところです。

先生レベルで教育を受けている人でも学校で盗難騒ぎもありますからね。

海外移住すれば英語環境で生活ができる

確かにフィリピン人の英語力は東南アジア圏では高いです。

貧富の差で学校に行けるかどうか、子供の内に英語教育を受けているかどうかなどでレベルの違いはあっても多くの人が英語を話します。

街中の看板も日本人が意味を理解できないレベルの英語を使われている場合も当たり前にあります。

しかし、実際にセブで生活する上で英語を耳にすることはあっても、英語が話せないと生活ができないかと言うとそんなことはありません。

英語を使ったとしても、単語レベルの片言で十分に事足りますし、相手が英語を話しているのに日本語まじりの英語しか使わずに生活している人なんて、働いている日本人でもゴロゴロいますね。

物件を探す時や何か契約する時もフリーペーパーに載っている日本人業者を使えば大丈夫。

買い物の時は商品をカゴに入れてレジに運ぶだけなので大丈夫。

レストランやカフェなんて全て指差しで大丈夫。

タクシーに乗ったら場所を言うだけで大丈夫。

海外へ移住するのに英語が必要というシニアの留学生も良くお会いしますが、住みたいだけなら、2ヶ月から3ヶ月勉強すれば身につく中学1年から2年レベルの英語で十分ですね。

さらに言えば、フィリピンで日本人が求められる仕事は日本人としての信用と日本人に対応するための日本語とプラスαで必要最低限の英語を求められているだけなので、高い英語力は不要です。

フィリピン人の友達を作れば英語は使いますが、訂正されない英語や復習の無い会話で英語力が伸びることはまずありませんので意味がないです。

フィリピンは長期に滞在するためのVISA延長が簡単

フィリピン留学をした人がフィリピンに移住することは良くありますが、その一番の理由はフィリピンで生活するためのVISA延長が世界でも珍しいほどに簡単だからです。

簡単に言ってしまえば、フィリピンは観光VISAの延長を続けるだけで、なんと3年間も滞在できてしまえます。

もちろん、そこまで一度も出国せずに観光VISAの延長を続けていると隠れて仕事でもしているのかと要らぬ疑いをかけられてしまいますので、1年以内に一度は出国した方が良いです。

しかし、それで何度もフィリピンに出入りしていても、他国のように怪しんで「何度も出入りしてるけど怪しいことをしているんじゃないのか?」など追求されることもなく簡単に出入りできてしまいます。

態度が悪い、風貌が怪しい、タトゥーをしているというような人であれば止められる可能性がグッと上がりますけどね。

フィリピンは移住者に優しい退職者向け永住ビザSRRVがある

観光VISAの延長が面倒であればフィリピンの指定銀行にたった20,000ドル預けるだけで永住VISAのSRRVが取得できます。

SRRVの正式名称は「Special Resident Retiree’s Visa」(特別永住退職者査証)で、35歳から利用することができます。

50歳未満の場合は$20,000を預けますが、そのお金は運用できないので銀行に預けたままとなります。

年金受給者なのか、運用の有無などで変わりますが、50歳以上の場合は$50,000を預けますが、そのお金はコンドミニアムの運用などに活用できます。

当然手数料は必要ですが、その預けたお金はVISAが不要になった時にVISAを返却すればしっかりと全額返却されますので手数料以外にリスクはありません。

夫婦や家族の帯同を考慮しているので、2名まで追加料金無しで移住することができます。

東南アジアの移住先で人気のマレーシアだと50歳未満で約1,600万以上の財産証明、月額約30万以上の収入証明、さらに仮申請が通ったらマレーシアの銀行へ約1,000万の預金など、そこまでしても10年しか認められませんからね。

1ヶ月から2ヶ月に一度移民局へ行って半日ほどでVISAを延長すれば、何年でも自由に住めるフィリピンへの移住の気軽さが分かると思います。

まとめ

個人的に「フィリピンは移住先にめちゃくちゃ良いですよ」と言うほどの魅力は感じませんが、最初に住んでみる海外としては非常お手軽なのでおすすめです。

手始めに数週間のフィリピン留学をしてみて、どのような生活ができそうか下見することもできますし、下見をしながら英語の勉強ができますので、願ったり叶ったりだと思います。

中には留学中にフィリピンで起業している日本人オーナー達と会って話を聞いて、そのままビジネスをしてしまう方も少なくありませんね。

 

フィリピン留学の語学学校で5年間マネージャーを務めた私がサポートします!

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