TOEICとかテスト勉強には興味がないから、ライティングなどインプット学習が多い学校よりも、アウトプット中心でスピーキング重視の学校を選択する方はとても多いです。
しかし、現実的な話をすればスピーキング重視で先生とたくさん話しているのに思うように伸びない方が多いのも事実です。
今回は、主にすでにある程度は話せる中級者向けになりますが、フィリピン留学でスピーキングをするならライティングが重要な理由をまとめています。
フィリピン留学でスピーキングするならライティングも大事
スピーキングの練習を頑張ってるのに、いつまでも思ったように話せない理由は色々考えられますが主な理由は2つです。
フリートークについては別の記事を参考にしてもらうとして、ここではライティングができないからスピーキングが伸びない理由について進めていきます。

ライティングができないとスピーキングは伸びない
英語を話し慣れていない人が英語で会話をしている時は、相手の話の流れをなんとか読みながら日本語で理解する努力をします。
次に頭の中で英語の文章を作って、それを可能な限り早く言葉にするという作業をしていますね。
当然、英会話に慣れて色んなパターンに対応できるようになれば、そのパターンに対しては日本語を介さずに英語で理解し話すこともできるようになります。
よく言われる「英語を英語で考えること」ができるようになるということですね。
そこにどうしてライティングが関わってくるかというと、頭の中で文章を作ってそれを話しているということは、それを文章に書き起こせるということだからです。
要は、話すことと書くことはアウトプットの方法が違うだけで結果は同じということです。
ですので「書けない英語は話せない」のです。
むしろ、英語で文章が書けないのに話せる訳がありません。
書けないのに話せない人もたくさんいる
英語で文章が書けない人は話せないという話になると「書けないのに話せる人は世界中にいる」という話になります。
実際にフィリピンにも英語はまったく書けないのに日本人よりも話す人はたくさんいますね。
しかし、こういった書けないのに話せる人達は大部分がこの2つに当てはまります。
このようにして話せるようになった人達は書けない人が多いですね。
しかし、どちらの場合も数年単位で継続して少しづつ話せるようになったパターンですので、ほぼ英語環境がない日本人にはまず無理です。
また、数週間や数ヶ月留学しても同じ様にはなりません。
そのため、フリートークのような話しっぱなしで終わりではなく、ライティングを活用して自分の話したいことを文章化してスピーキングで練習するというアウトプット練習が効果的ということになります。
フィリピン留学でライティングを活用する

案外気づいていない人も多いですが、自分自身が頭の中で考えて話したいと思うことは学校のテキストにはありません。
言い換えれば、学習用に出来上がった教材をどれだけ勉強しても自分が思ったことは話せるようになりません。
自分の頭の中にある文章を外に出せるのは自分自身だけです。
思ったことを話せるようになるには自分自身が自分の頭にある文章を作り出す努力をしないと「授業を受けていればどうにかなる」という受け身の姿勢ではどうにもなりません。
せっかくマンツーマンで先生が授業に利用出来るんですからフリートークで時間を無駄にせずに、とにかく多く書いて授業で先生に修正してもらい、毎日何度も聞いてもらって練習するのが一番ですね。
フィリピン留学で話せるようになるための書く練習をする際には、どんどん先生を有効活用しましょう。
たいていの人は「作るー修正してもらう」で終わってしまいますが、完成した文章は授業だけで終わらせてはいけません。
「書いて、直してもらって、なるほど~」で終わりの日記なんて、10年後の自分への思い出にしかなりません。
自習で「イントネーション」「アクセント」「感情」などを込めてスムーズに話せるようになるまで練習して、翌日に先生に聞いてもらうところまで頑張りましょう。
たった1回や2回授業で直してっもらっただけで、自分が作った文章を間違いなく使いこなせるようになったら天才です。
授業中に先生がいる横で1から文章を書いて先生を待たせるのではなく、必ず事前に作った内容を元に授業を進めるようにする自分自身の努力も必要です。
まとめ
例えば「日本語で5分間の自己紹介をしてください」と急に言われても難しいですよね?
人前で話すことに慣れている人であれば、引き出しにたくさんネタが入っているので大丈夫でしょう。
しかし、普通は慣れていない人の方が多いので事前に考えていなければ人前で5分間話すことは難しいです。
要は、日本語ですら話せないことが英語で話せる訳が無いということです。
引き出しがない人はその自己紹介のためにネタ作りをしないといけません。
すると・・・
ネタ作りでは、ホトンドの人が自分が話す内容を紙に書き出したり、PCで文章を作ったり、それをスムーズに話せるように何度も練習するはずです。
その中で、良い点、悪い点を見つけ出して、さらにああしようこうしようと改善します。
このように、自由自在に話すことができる日本語ですらネタを書いて文章に起こして、自然に話せるように練習しないとできないのです。
ちなみに留学前に、ライティング学習がどういった感じなのかを知りたい方にはベストティーチャー(Best Teacher) がオススメです。
プレゼンテーションやライティングに取り組むレベルの人であれば、留学前に1ヶ月でも2ヶ月でも受講しておくと留学の効率が変わりますよ。
ベストティーチャーは高いレベルでのライティングと自分が作ったネタを元にスピーキング練習が出来るので、留学後もおすすめですけどね。
