フィリピン留学では「英語は全然だけど行けばどうにかなる」と思い切って飛び込む留学生が多いですね。
そして、残念ながらたくさんの学校の中から悩んだ上に「この学校ならなんとかなりそう」と決めたのは良いものの、自分自身の準備をしないまま留学する人の方が圧倒的に多いです。
しかし、残念なことにフィリピン留学しても目標や目的が無いと英語力は伸びません。
ここでは、留学前には目標や目的が無いと学校に行けばなんとかなると、受け身で留学すると英語力が伸びない理由についてまとめています。
留学中に伸びを感じなくて路頭に迷う人が少なくない
フィリピン留学をして頑張って勉強していても、英語力の伸びを感じられない人の方がどちらかと言えば多いです。
留学中にカウンセリングで聞いてみると・・・
まだ1ヶ月なので分からないですけど、思ったよりも全然なのであと2ヶ月でどこまで伸びるのか不安です。
だいたいの留学生がこのように不安を口にしますね。
もちろん、見ている側からするとしっかりと伸びているんです。
しかし、英会話力にはしっかりとした基準がありません。
どれだけ英会話力が伸びたかが個々それぞれが感じる物でしかありませんので、本人が納得していなければ伸びたということになりません。
それでも、やるべきことをしっかりとやっていれば大丈夫なのですが、かなりの生徒さんがアドバイスをしても伸びない英語力に焦って路頭に迷ってしまいます。
そうなると伸びている気がしないので学校の授業に不信感を持ってしまいます。
そして「学校のアドバイス」ではなく「自分より英語ができる、英語が話せない人のアドバイス」をたくさん聞いて、何をすればよいのかさらにわからなくなってしまいます。
また、自分の英語力の伸びを確かめたい為にTOEICを受けてみて点数で確信を得たくなり、TOEICの学習に走るパターンも多いです。
もちろんTOEICの勉強をすることで多少はTOEICのスコアは上がります。
しかし、本人が希望していた英会話力という点ではまったく伸びていないものの「TOEIC上がったから良いか。」で自分を納得させてしまいます。
その結果、本来は迷わずに続けていれば伸びたであろう英会話力から、思った内容とは違う結果で終わってしまい後悔することいなります。
留学では目的が無ければ成長は感じられない
目標がなく、なんとなくそのうち話せるようになれば良いという気持ちで英語を学習していると、本当の意味で英語を話せるようになるには長い時間を費やします。
しかし、やるべきことを目標として決めていれば、確実に目標までの英語を習得するスピードが早くなります。
こんな風に感じる人も少なくないと思います。
しかし、目標というのは具体的に決めないといけませんが、そう難しいことではありません。
・目標を決める
・英語で何がしたいのか?
・いつまでにどのレベルになりたいのか?
決めるのはこれだけです。
留学中には毎日できる小さな目標を作る
英語を学習する人たちにはただ単に趣味の人も多いです。
英語学習をしている人は大きな目標がある人ばかりでは無いので、そういう人はまず小さな目標でもいいですね。
・毎日単語を30個~50個覚える
・必ず毎日日記を書いて翌日に先生に聞いてもらう
・DUO3.0の音源を毎日1周聞いて音読する
・毎日誰かに英語で話しかける
・好きな映画やアニメなどの英語の本を毎日読む
・4週間の留学で自己紹介や自分が話せるようになりたいことについて5つ自由に話せるようになる
このような内容で、頑張ればできることを留学前に決めるだけで十分です。
自己紹介や自分が話したいことというのは、外国人と話す上で何度も何度も出てくる話題になります。
こういった話は絶対に出来た方がいいですし、パターンも多い方が良いのでしっかりと出来るようになると良いですね。
達成すべきことを何も決めずに学習をしていては自分がどれくらい成長しているのか分かりません。
こういう小さな目標でも順番に達成していけば大きなモチベーションになりますし、成長の速度は大幅に変わります。
まずは「そんなこと覚えれば誰でも出来る」などと言わずに出来ることを増やすことがモチベーションを保つ秘訣です。
また、毎日誰かに話しかけるのも先生以外の人と話すことで、間違えて恥をかくことも出来ますし、自分に足りない物を見つけることができます。
そうすることで、どうすればスムーズに話せるようになるか目標を決めやすくなりますね。
英語はなりたい自分のイメージが強いほど伸びやすい
私自身が留学していた時のバッチメイトや生徒として関わった人達を例に考えても、フィリピンで英語を学んでから1年~2年後に本当に英語を話せるようになった人達には共通した点がありました。
それは何かと言えば、全員が英語を身につけるための明確な目標を持っていたということです。
例えば、私と一緒に勉強した仲間達は実際に目標を達成して以下のようなことをしています。
・海外で看護師になる
・海外でスタイリストとして働く
・英語圏のお客さん相手にプライベートのエステティシャンになる
・日本で英語教室開く
・英語カウンセラーとして働く
・自分で英語圏に事業を展開する
こういった、ぶれない目標を持つということは何をするにも共通して大事なことですね。
英語を身につけるのは自分がやりたいことの為のツールです。
英語を身につけることがゴールではありません。
英語を話せるようになった後にやりたいことこそが、英語を話せるようになりたい本当の目的だったということです。
まとめ
要は最終目標は高く、日々の小さい目標は色々用意した方が、達成感を感じながら確実に英語力を伸ばすことができるということですね。
小さなことからコツコツと!頑張って行きましょう!