フィリピン留学では、学校の授業料や寮費などとは別に掛かる費用が案外高くなります。
その中でも必ず支払う必要があり、無駄に高いのがSSPですね。
ここでは、フィリピン留学をする人は絶対に取らないといけないSSPについてまとめています。
SSPの正式名称は「Special Study Permit」
SSPの正式名称は「Special Study Permit」と言い、日本語で言えば「特別学習許可証」です。
SSPはビザ(VISA)などとは関係ありません。
簡単に言えば、外国人がフィリピンで合法的に学習する場合に必ず取得しなければいけない許可証のことです。
SSPを取得しない学校に入るとどうなるの?
どういった形でも、SSP無しで学習をしていると違法になり、何らかの形で発覚すれば不法滞在として強制帰国になります。
SSPを取得できない学校はもちろん違法です。
1週間だからバレないと言って取得しない学校も違法です。
この場合、万が一摘発があった場合に学校はコネがあれば罰金程度で済みますが、留学生は罰金の上で強制送還されます。
SSPでの摘発は実際にはほとんど聞かない話ですが、過去には摘発されて大規模校が廃校になったケースもあります。
SSPの費用は学校によって違う
SSPの費用は学校によって違います。
だいたいはSSPの取得費用として6000ペソ~7000ペソの間に設定されています。
学校に支払うSSPの費用には「SSPの費用」と「学校が手配する手数料」が含まれています。
滞在している学校の名前で発行されるので、SSPの取得費用は必要経費です。
SSP費用の支払いはクレジットカードで出来る?
どこの学校でも、SSPの支払いにクレジットカードの利用はできません。
SSP費用は現地についてからペソに両替をし、現金で学校側に支払うことになります。
たまに、学校によっては日本で銀行への先払いなら可能にしている場合があります。
SSPの有効期限は?
SSPの有効期限は取得から6ヶ月が有効期間です。
6ヶ月以上滞在する場合は再度取得が必要です。
6ヶ月間の期間の間に一度フィリピンから出国して再入国した場合は本当は改めて取得になります。
ですので、学校によっては対応が違う場合がありますね。
これは私も何度かイミグレーションの担当者に確認しましたが、毎回「取るようになってるけど、期間が余ってるなら取らなくていい」との回答でした。
この辺りは「公的な機関でも個人レベルの勝手な判断で法律を捻じ曲げるフィリピン対応」ですので、学校の対応が違ったり、突然変わったりしても仕方ないと思います。
SSPはたった1週間の留学でも必要?
期間に関わらずSSPの申請が必要です。
細かいところまで詰めれば「法律的にはたった1日」でも必要なのですが、実際には取得しなくても問題なしになっています。
なぜかといえばSSPの申請から発行まで約1週間掛かりますので、たった1日のため申請しても発行されないからですね。
合法か違法かは別にして、1日体験授業などではSSPを取っている学校はまずありません。
もし取得している学校があるとすればとても正しいことをしていますが、イミグレーションが発行しているオフィシャルレシートはしっかりと貰う様にしましょう。
フィリピン留学のSSPは何処の学校でも使えるの?
SSPは学校毎に取得が必要ですので、2校目、3校目と使い回しはできません。
2校目に転校する際は新たに申請が必要です。
私は6ヶ月留学の方には3ヶ月+3ヶ月の留学をオススメしていますが、どうしてもSSPのコストと学校の入学金で3万円近くになるのが難しいところです。
SSPの申請方法は簡単ですか?
VISAの延長と違って、SSPの申請は留学生自身が個人で行うことはできません。
SSPの申請は登録された学校しかできませんので、学校が全て代理で行います。
個人では取得したくてもできません。
以上、フィリピン留学で必要なSSPのお話でした。
もちろんコネクトでは、SSPをしっかりと取得している学校のみを紹介していますのでご安心下さい。