フィリピン留学だけでなく、外国へ行く時にはその国でしてはいけないNGを前もって知っておくのも最低限大事なことですね。
フィリピンにはこれらのNGはありませんが、アメリカ文化が強いので手招きは同じく「あっちへいけ」のサインです。
ここでは、フィリピン留学で先生とマンツーマンで話すときに注意して欲しいNG会話をまとめていますのでご参考にどうぞ。
フィリピン留学のNG
先にも書いたように、フィリピンでNG行動というほどのものはそれほどありません。
しかし、避けた方が良い話題というのはありますね。
フィリピン人は「明るく、おおらかで、時間にルーズ」という何でもありなイメージですが「プライドが異常に高い」ですので、そこに触れると怒ってしまいます。
そこで、フィリピンでは(世界共通?)最初は避けるべきNG話題3つを紹介します。
フィリピン人の先生と宗教の話はNG
無宗教の人が多い日本人には想像しにくいと思いますが、フィリピンは人口の85%以上がクリスチャンだと言われるほどキリスト教が多いです。
仕事終わりには毎日礼拝に行く先生もいますし、週に1回~2回は教会へ行くのが普通です。
教会の前を通るときは多くの人が十字を切りますし、学校でもミーティング前は必ずお祈りをしているところもあります。
正直なところ、個人的にはフィリピンの宗教観には都合が良すぎるところが多いので何とも言い難いです。
しかし、だからと言ってその宗教観にツッコミやダメ出しなんてとんでもないことです。
7年以上付き合っている私でも、ちょっと宗教的なことにツッコミを入れると、真面目な顔でムキになって怒られますからね。
自分自身に宗教について語れるほどの知識と宗教への理解力が無いのであれば、必ず避けるべき話題ですね。
世界中で宗教を元にテロや戦争が起きているように、厳格な宗教観を持っている人だと殺されかねない問題に発展するということも覚えておきましょう。
フィリピン英語講師の給料はいくら?お金の話はNG
日本でも初対面の人に「給料いくらなの?」と聞いたらそれこそドン引きされますよね。
むしろ、かなり仲の良い友人が相手だったとしても給料の話をするのは気を使うはずです。
しかし、なぜかフィリピン人の英語の先生になら「給料いくらなの?」と聞く人が結構いるんですよね。
そして、そう言った話を聞いて
なんてことを話たりしてしまいます。
他にも・・・
一般人の日給の平均が360ペソ(850円程)のフィリピン人には、1,000ペソの服なんてとんでもない話なので気軽に言わない方が良いです。
どれだけ自分が日本では貧乏な部類に入ると思っていても、日本人は一般のフィリピン人から見ればお金持ちです。
8時から17時まで毎日働いている一流大学卒の先生達の年収を使って、1ヶ月のフィリピン留学していますからね。
渡航している国での金銭感覚もしっかりと身に付けましょう。
マンツーマン授業で下ネタはNG
日本では昔からフィリピンパブや何やらで性の解放区かのように扱われているフィリピンですが、それは大きな勘違いです
間違いなくフィリピンよりも日本の方が性の解放区ですし、日本は世界に名だたる「ポルノ産業国家」です。
もちろんフィリピンには酷い貧富の格差があるので、どの層の人達と付き合うか、普段からどういう目線でフィリピン生活をしているかで大きく変わります。
例えば、ビキニバーなどに良く出入りするような人。
そういう視点でフィリピンを楽しんでいる人であれば、そういうことしか目に入りませんので「フィリピンは性の解放区」としか見えないでしょうしね。
しかし、私の知る語学学校の女性の先生の多くは、最初に付き合った男性とそのまま結婚し、子供を持って幸せに生活しているのが当たり前なくらいにとても保守的です。
一流大学のフィリピン人の学生は本当に授業と宿題漬けで大変なので、19歳くらいまでは異性と付き合うなんてことを考えない層も多いです。
日本人のように、過去に彼氏や彼女の5人~10人居ても当たり前なんていう気軽な感覚ではありません。
しかし、日本人にはフィリピンは「性に緩い国」というイメージを持っていますので、平気で先生に下ネタを話す人も少なくありません。
特に、マンツーマンで先生と二人の時に男性が女性の先生に下ネタなんて話してしまうと、完全なセクハラになりますので絶対に止めましょう。
もちろん、そんな話ばかりをしている留学生いると先生から報告されれば、どこの学校でも警告を受けて、厳しい場合は退校処分になりますから気を付けて下さいね。
もちろん、彼氏が何人もいたことがあるという先生もいます。
などと、付き合って分かれてを当たり前にしている外国人と付き合ったことによって、感覚が外国人化している先生が多いです。
基本的には恋愛対象を生徒さんの中から探して、手っ取り早くフィリピンから出たい人や貧困から抜け出したい人ですね。
フィリピン人の先生とは信頼関係を作ってから少しづつトライする
本当のことを言いますと。。。
このような話は日本人も好きなので同じですけどね。
フィリピンの人達の笑いの沸点は日本人と比べるとかなり低くく、下ネタなんて話してている時などは「中学生か!」と思うほどに盛り上がります笑
ただし、こういう話をしたければ、まず相手との距離を縮めることから始めましょう。
何を言っても冗談で済む程度まで信頼関係を築いて、言って良いことを悪いことを判断するのは万国共通です。
英語で相手を嫌な気分にさせずに距離を縮めるのはなかなか難しいですからね。
下ネタを話しても面白いと喜ばれる人と、冷たい目で変態扱いされてしまう人は紙一重です笑
私のように付き合いが長く、何を言っても冗談で許されやすい立場の人間でも、空気を読むのに失敗すると「サイテー」と嘲笑される時があります。
まとめ
人間関係が明け透けなフィリピンでも初対面やそれほど親しくない段階で空気を読まずにNG話題をしてしまうと最初から避けられてしまいます。
最初の印象が悪ければ、先生でもずっとお近づきになれないなんてことは多々あります。
実際にフィリピン留学される男の生徒さんの中には、先生を女性としてしか見ない人もいます。
「フィリピン留学」でキーワードを検索すると「彼女できる」などがキーワードに入るほど、留学生の男子諸君は検索していますね笑
また、皆さんがネイティブレベルで英語がペラペラなら良いですが、初心者の話す英語は間違いがあるのが当たり前です。
そこからいろんな誤解が生まれて当然ですし、中級者レベルでも会話がやたらと失礼な命令形になっていることも多々あります。
留学生の皆さんは学校にとってはお客さんですが、先生にとっては生徒というスタンスですので、繊細な話題には十分な注意をすることをおすすめします。