フィリピン留学では途中で転校する方もいますし、最初から2校留学する計画で留学する人もいますね。
学校が合わないから転校したい
先生が良くないから転校したい
特に長期留学している人にはこういった悩みを抱えている人も少なくありません。
そこで、フィリピン留学で学校を転校した場合に何が起こるのか?何が必要なのかをまとめました。
フィリピン留学で転校はできる
フィリピン留学では途中で学校を転校する人もいますので、もちろん転校はできます。
しかし、転校するに当たって下記のようなデメリットが発生します。
こういったデメリットで転校できずにストレスを抱えたままフィリピンで勉強している人も少なからずいます。
フィリピン留学で転校するとキャンセル料が掛かる
当たり前の話ですが、フィリピン留学で途中で転校した場合は残りの期間を考慮してキャンセル料金が掛かります。
それは、ほぼ理由問わず必要です。
例えば・・・
・先生のレベルが低いし、授業内容が良くない
・学校のスタッフの態度が悪い
・学校スタッフは困っても言いくるめて来るだけで助けてくれない
・留学前に聞いていた話と全然違う
これらのような理由だったとしても、多くの場合は「自己都合」ということで、普通にキャンセル料が必要です。
私が働いていた時も結構な数の生徒さんが他校から転校して来ました。
正確には転校というよりも、学校をキャンセルして止めて、新たに入学したといったところです。
特に2013年頃は、セブ留学がカオスな状況でしたので「転校してきた人は入学金無料」としていただけで転校してくる人もいましたね。
しかし、そんな状況でも自校の責任を認めて全額返金対応した学校はゼロです。
言い分としては
というパターンが多いですね。
一般的には、学校のキャンセルは申告した日の翌週、または翌々週から4週間分は返金無しで、それ以降が返金という形が多いですね。
言ってみれば、4週間留学の人が1週間目でダメだと思っても返金は一切ないということです。
留学期間が8週間だとしても2週目にキャンセルすると返金されるのは7周目と8週目の2週間分しか帰って来ないという話になりますね。
要は、12週間以上の長期間の留学でないと返金は最初からほぼ無いということです。
フィリピン留学で学校を変更や転校する時に必要な手数料
フィリピン留学では、学校で勉強するためにSSP(特別就学許可証)という許可を取らなければいけません。
これは学校が代理で申請するので、生徒さんは何もする必要はありません。
このSSPは各学校毎に必要になるので転校すれば再度6,000ペソ~7,000ペソ(13,000円~15,000円)の費用が掛かります。
もちろん、新しい学校への支払いで、また入学金15,000円や海外送金手数料が掛かります。
転校する場合は「学校のキャンセル費用+30,000円を含めた新しい学校の費用」が必要になります。
半年のフィリピン留学が途中で転校して大損する
私はいつもお話するのですが、3ヶ月以上の留学は本当に熟考した方が良いです。
例えば、6ヶ月のフィリピン留学でモチベーションを保ったまま、最後まで頑張り抜けばかなりの英語力が付きます。
しかし、私はいつも最初の申し込みで3ヶ月以上はお勧めしていません。
6ヶ月の留学で入った学校が全然合わなくて、2週間、3週間でキャンセルして転校したという方も普通にいます。
こうなると、早めにキャンセルを申告しても5週間~6週間分の手数料が必要。
さらに別の学校への費用が必要になりますので、長期割引で安くしたはずが軽く30万円~40万円は損することになりますね。
もちろん、そのような状態になる学校は紹介しませんので私は経験がありません。
しかし、万が一のためにも私は3ヶ月以上まとめての留学申込みはあまりお勧めしません。