50代からのフィリピン留学にセブ島を選ぶ理由って何がありますか?
50代以上の方やシニアの方の留学と言えば、ハワイ、アメリカ、ニュージーランド、カナダなどがありますが、ここ数年は留学先にフィリピンでも特にセブを選ぶ50代以上の方もかなり多くなっています。
私がマネージャーをしていた学校はほぼ30代から40代の社会人ばかりだったのですが、シニアの方も年々増えて2017年には年間40%近くが50代以上の生徒さんでした。
ここでは、50代からの留学にセブをおすすめする理由をまとめています。
50代からの留学にセブをおすすめする5つの理由
私がフィリピン留学エージェントをしているからと言う理由だけでなく、どの観点からみても英語がしっかりと話せない50代以上の方やシニアの方の留学先にセブ島は絶対的におすすめと言えますね。
下記の5つがその理由なのですが、ひとつずつ理由を説明してみましょう。
セブ島は日本から近くて航空券が安い
日本からセブは直行便を使えば東京から5時間、名古屋・大阪から4時間30分で行けます。
航空券も、フィリピンに行く直行便で一番高いフィリピンエアーでも往復50,000円から60,000円で取得できます。
さらに格安航空のLCCを利用すれば通常料金で東京セブ往復で30,000円以内ですし、プロモーションなどの格安セールを利用すれば往復10,000円程で利用できることも可能です。
私はいつもこういった格安セールでチケットを購入していますので、フィリピンと日本の1回の往復に20,000円以上掛か掛かりません。
LCCのセブパシフィック航空公式ページはこちら
しかし、その他のハワイ、ニュージーランド、アメリカなどへの航空券は正直に言って高いですし、時間的にも遠いです。
※2019年9月12日 スカイスキャナー調べ
●成田ーハワイ
直行便で7時間30分 往復 約90,000円~
●成田ーニュージーランド
直行便で10時間30分 往復 約110,000円~
●成田ーニューヨーク
直行便で13時間30分 往復 約150,000円~
●カナダ・バンクーバー
直行便で8時間30分 最安で往復120,000円~
どれをとってもチケット代は2倍以上ですし、移動時間も1.5倍から2倍は必要になります。
これがセブであれば午前中に出れば昼過ぎに到着ですので、時間に限りがある社会人の留学にふさわしいですね。
もちろん、フィリピンでもピーク時期や留学直前に予約をすると直行便の往復が10万円を超えることもありますので、留学日程は出来るだけ早く決めることをおすすめします。
セブ留学は現地日本人スタッフが全てサポートしてくれる
フィリピン留学で一番便利なポイントは各学校に日本人スタッフが居るということです。
セブにある半分程度の学校は日本人経営なので、日本人に適したサービスを提供していて、英語が話せない初心者の方でも生活の不安や食事の不安もかなり少なくなります。
さらに、フィリピン留学であれば空港への無料ピックアップ、初日のオリエンテーションで両替所や街の案内、問題があった時に日本語が使えるなど、他国では考えられないサービスがたくさんありますね。
英語を学びに行くんだから日本語のサービスなんて要らない!
という方も中にはいらっしゃいますが、英語が話せるレベルの方はそれで良いです。
しかし、英語が話せない初心者の方が日本語が全く通じない所で留学すると、何か困った時に話し相手がいないのでどうしようもありません。
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セブ留学は設備が整っている学校が多い
フィリピン留学でも特にセブはたくさんの語学学校があります。
学生寮タイプ、一軒家をシェアするタイプ、ホテル滞在タイプなど、色々と好きな滞在環境を選ぶことができるのも、フィリピン留学の良い所です。
例えば、10代、20代の若い学生であれば狭い部屋、みんなが使って汚い水回りの寮にも耐えられるかも知れませんが、50代以上の社会人にはまず無理です。
どれだけ綺麗な寮でも、共同生活をしていると自分が汚さなくても他の人が汚しますので1人部屋必須です。
特に多国籍の生徒がいる場合は、学校で使える共用トイレなどは汚すぎて便座に座りたくないレベルになります。
いろんな環境のストレスで勉強がしっかりとできなくなることもありますので、滞在環境というのは非常に重要です。
50代以上の方に関わらずホテル滞在系を選ぶ方にはバスタブ付きで、ウォシュレット付きなどは大事なポイントで「最終的に学校を選んだ決め手はウォシュレット」という方も普通です。
そういったポイントからもフィリピンでも特にセブは滞在環境を多くの学校から選べるのでオススメですね。
フィリピン人は英語初心者の話し相手に最適
フィリピン留学は本当に初心者から中級者に最高の英語環境です。
どういうことかと言えば、フィリピンの人達も英語を勉強して話せるようになっていますし、街中にたどたどしい英語を話す人もたくさんいますので、まともに英語が話せない人に優しいんです。
しかも、言い方は悪いですが一般的なフィリピン人はお金持ちそうな人に弱い傾向にあるので、多少偉そうに話しても何も気にしないということがあります。
これはメリットとしてたいしたことがない様に聞こえますが、本当に英語初心者には助かります。
何故かと言うと、英語の初心者はしっかりとした敬語を話せない為に、話している英語が失礼な命令口調になることが非常に多いからです。
単純なことですが、ネイティブ相手にそういった英語を使うと相手を不快な気分にさせるか、「なんだこいつ?」と相手にもしてもらえないかのどちらかです。
その点、一般のフィリピン人も英語ネイティブではないですし、片言英語の人も多く、そういったことは気にしませんので、気軽に話すことができるという訳です。
言ってしまえば、一般のフィリピンの人達に「Could you~」「Would you~」などという丁寧な英語や、小難しい文法を使った英語を使っても理解してもらえない方が多いくらいですので、簡単な英語を使った方が良いですね。
当たり前ですが、ビジネスをしているような国際感覚があるフィリピン人のお金持ちもいます。
留学でそういった人に会うことは少ないですが、その場合はそれなりの英語を使わないとネイティブと同じく「こいつ英語分かってないじゃん。バカなのか?」という空気を出してくるので恥ずかしい思いをすることもあります。
フィリピン留学は授業がマンツーマン主体
フィリピン留学の大きなメリットが授業が基本的にマンツーマンということです。
欧米やフィリピン以外の他国では基本が多人数のグループクラスです。
少人数グループクラスと宣伝していても8人~10人はいて当たり前です。
しかし、グループクラスであれば誰かが話しているのを聞いているだけで授業が進んで行きますし、英語が話せなければ発言もできず本当に聞いているだけで終わってしまいます。
そもそも、多国籍のグループクラスでは、もし英語が話せても周囲の空気を読まずに人の発言を遮ってでも積極的に発言する人でないと、授業に入っていくことができないことが多いです。
欧米留学では、だいたいが半日授業ですべてがグループクラスですが、半日授業を受けて終わってみたら、合計で5分も授業中に話していないなんてことは普通のことです。
この様な授業は、すでに話せる人がさらに話せるようになるためにあるもので、これから英語を話せるようになりたい初心者が受けて効率が良い授業ではありません。
しかし、フィリピンであれば50分授業をマンツーマンですれば、必ず自分も英語を話さないと授業が進みません。
どれだけすぐに雑談ばかりしてしまうハズレの先生に当たったとしても、初心者の人が何も話さずに黙ってグループ授業を受けているよりマシです。
50代からのセブ留学・まとめ
上記のようなことから、やはり50代以上の方にはフィリピン留学をおすすめします。
近くて、安くて、安心サポートと三拍子揃っている上に、マンツーマン授業で英語が話せない方に優しいとなると、フィリピン以外の国を選ぶ理由が見当たりません。
最初にも書いたように、留学の目的の割合が英語の勉強20%、のんびりとリゾート生活が80%なのであればフィリピンではなく、他の国をおすすめしますけどね。
フィリピン留学は1年に1度は訪れるシニアのリピーターの方も多いです。
その理由は、本当に気軽に来れるからなのですが、一度来てみればどれだけ気軽か良く分かると思います。
今日思いついて、その気になれば来週にはバッグ一つで行けるお気軽留学なんてフィリピン位です。