フィリピン留学の費用と期間

フィリピン留学を1週間して英語力に効果はある?費用はどれくらい?

 

フィリピン留学を1週間しようと考えていますが、1週間がんばって詰め込めば英語力アップに効果はありますか?1週間の費用はどれくらいかかりますか?

フィリピン留学は日本から近いこともありゴールデンウィークやお盆だけでなく、1週間の有給休暇で留学に来る人も社会人には多いですね。

そこで、今回は1週間留学について「1週間のフィリピン留学に英語力を上げる効果はあるのか?」「フィリピン留学1週間の費用」などについてまとめてみました。

フィリピン留学を1週間して英語力に効果はある?

 

まっきー
まっきー
結論から言えば、フィリピン留学1週間で英語力が伸びるわけありません。

 

ただ、英語力が伸びない人の方が95%と圧倒的に多いですが、目的意識がはっきりしている人の場合は伸びる人もいます。

1週間留学では英語力は伸びないというのが一般的な意見ですが、自分自身でしっかりとした目標を持てば伸ばすこともできますので、それについては後述します。

 

1週間で英語力を伸ばすつもりなら学習時間を確保

 

本当に短期間で英語力を上げる気持ちがあるのであれば、授業時間と復習に当てる時間は同じだけ必要です。

さらに予習時間が必要ですので、1日に受けられる授業の限界は6レッスンまでと思ったほうが良いでしょう。

本気で追い込んで学習すれば、1週間の留学で英語の学習に使える時間は1日6レッスン、6時間の復習、1時間の予習で合計13時間です。

また、フィリピン留学では入学初日は1日授業ではなく、初日はオリエンテーションのみの学校もあります。

中には午前中はオリエンテーションで午後は3レッスンから4レッスン受けられる学校もあるので、1週間留学では初日から授業があるかどうかも重要なポイントです。

要は、フィリピン留学では1週間と言っても実質で言えば4日間しか学習できる時間はありません。

1週間で英語力を伸ばすのであれば最低でも「1日13時間✕4.5日=58時間」は学習時間を確保するつもりで行きましょう。

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フィリピン留学を1週間した場合のスケジュール

 

1週間を最大限有効活用した場合のスケジュールは下記のようになります。

時間 学習時間
日曜日 入寮
月曜日 入学
08:00~12:00
13:00~17:00
オリエンテーション
授業3時間
復習時間4時間
予習時間1時間
火曜日 08:00~15:00
15:00~自習時間
授業6時間
復習時間 6時間
予習時間1時間
水曜日 08:00~15:00
15:00~自習時間
授業6時間
復習時間 6時間
予習時間1時間
木曜日 08:00~15:00
15:00~自習時間
授業6時間
復習時間 6時間
予習時間1時間
金曜日 08:00~15:00
卒業
15:00~自習時間
授業6時間
復習時間6時間
土曜日 帰国 授業時間合計 27時間
復習時間合計 28時間
予習時間合計 4時間 


※あくまで最大限の学習した時のスケジュールです

1週間の留学で出来る英語の学習を合計すると59時間になりますので、これくらいの時間を使って学習すればかなり頑張ったと言えますね。

例えば、日本で英語学習を1日1時間を続けていたとすると63日分、週に1回の90分の英会話スクールだけだとすると42週分の学習を1週間に詰め込むことができます。

もちろん、詰め込んだら効率が良くなると言い切れる話ではありません。

しかし、しっかりと必要な学習に集中して1週間やりきった人はきっちりと結果が出ている人も間違いなくいましたので、1週間で英語力は伸びないということはありません。

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フィリピン留学の1週間で英語力を伸ばしたいなら一点集中する

 

私の知る中で効率的に1週間留学を利用された人はそれほど多くありませんが、英語力が伸びた人達はそれぞれやるべきことを決めて来ていました。

1週間の留学では何も考えずにただ留学したり、なんとなく学習をしていては目に見えて伸びることは間違いなくりません。
しかし、一つだけやることを決めて徹底的にすれば1週間でも効果はあるという良い例もあります。

ただ、そう言った特化型の練習をしたいのであれば、そういったことが柔軟に受け入れることが出来る学校を選ばないといけませんので、学校選びはより慎重にしなければいけませんね。

 

英語でのプレゼンの練習をしにきたという社会人の場合

 

1週間で一つだけのプレゼンに絞って、イントネーション、アクセント、感情などを意識しながら抑揚をつけて人に伝わる話し方の練習に注力して練習していました。

そして、プレゼンの内容から考えられる質疑応答への対応を徹底的に練習した結果、プレゼンに自信が持てた喜んでいましたね。

ちなみに、その後のプレゼンは大成功したと報告がありました。

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1週間でIELTSのスピーキング対策に集中した人

 

2ヶ月後までにどうしてもIELTSで目標のスコアを達成できるレベルにならないといけないけどスピーキングが苦手ということで練習しにきた人もいました。

追い込みでIELTSのスピーキングパートだけに集中してトレーニングした結果、帰国後に見事に目標のスコアを取って喜んでいましたね。

 

1週間の留学は初心者には効果が感じられない

 

残念ながら、どれだけやることを絞っても初心者の方には1週間留学で英語力を上げる効果は無いと言えます。

もちろん、脳みそが沸騰するほど頑張った59時間は絶対に無駄にはなりませんが、本人が学習効果を感じることは非常に難しいですね。

英語力アップの結果がでることが成功だというのであれば、十中八九失敗しかないでしょう。

ですので、初心者の方の場合は「留学がどういったものなのかを知る」「今後の英語学習の方法を知る」ということになるでしょう。

あまり多くを望まずに、これからの英語学習の経験として割り切って留学をすることをおすすめしますね。

 

 

フィリピン留学の1週間で一番効果がでない学習方法

 

私は1日に6時間以上の授業を受けることは、英語力を伸ばす気がないとしか思っていませんので偏見的な書き方をします。

1週間の留学で「1週間なんだから少しでも授業の多い学校を選びましょう」というのはあり得ません。

例えば、8時間~10時間の授業があったとして、その中の2時間から4時間をその1日の授業の復習時間として当てて、先生と一緒にできるのであれば、それはそれで良いと思いますけどね。

という訳で、授業数は必ずその日の内に同じ時間だけ復習できるコマ数で受けることを強くおすすめします。

または先にもご紹介したように、8時間であれば常に新しいことを学ぶのではなく、2コマ~3コマをその日の授業の復習に当ててしまうと良いですね。

 

フィリピン留学を1週間した場合の費用

 

フィリピン留学を1週間した場合に必要になる費用を「寮滞在で平均的な料金のパシフィックツリー」と「高級コンドミニアム滞在のブリリアントセブ」でチェックしてみましょう。

社会人の方、特に女性の場合は料金の高い安いよりも「設備」「社会人が多い」ことを一番大事なポイントに上げることが多いですね。

 

ブリリアントセブの1週間の費用

 

お申込み時に日本でお支払いになる費用
General English 
一般英語コース 1週間
¥101,000
・マンツーマン:6コマ 
・無料グループオプション授業(1:4):2コマ
・スタンダードルーム
・窓は内窓
入学金 ¥15,000
海外送金手数料 ¥3,000
費用合計
¥119,000-
現地でお支払いになる費用
SSP取得費用 6,500ペソ
学生証 250ペソ
教材費 4週未満 一律1400ペソ(返金有り)
電気代 一人部屋750ペソ/1w
規定の使用量を超えた場合は追加料金有り
洗濯代 1kg 30ペソ 1週平均 100ペソ
夕食プラン(オプション) 1週間であれば外食をおすすめしますので対象外
・1,400ペソ/週  平日の月曜日~木曜日
費用合計
10,250ペソ
※2019/9/25時点のレート1ペソ2.1円で約21,500円
その他必要な費用 ※この部分が個人によって大きく変わります
航空券代 日本各地から往復で平均60,000円
LCC利用で往復30,000円
海外旅行保険 1週間
クレジットカード付帯保険で無料
遊興費 1週間
夕食を外食にした場合は贅沢をして6,000円~10,000円
夕食をオプションで付けた場合 3,000円~5,000円
1週間の留学に掛かる総費用 173,500円
※一番安く済ませた場合の費用

ブリリアントセブの場合は、夕食が費用に含まれていませんので、学校のレストランで食べるか夜は外出して食べるかのどちらかいなります。

1週間で勉強だけに集中したいのであれば時間が取られる外食は避けるべきです。

しかし、せっかくセブ島まで行ったのにまったく外に出ませんでしたというのはなんだか残念ですよね。

https://creditcebu.com/brilliant-cebu/

 

パシフィックツリー(CET)の1週間の費用

 

お申込み時に日本でお支払いになる費用
General English
1週間
US $ 730-
学校寮  一人部屋
・マンツーマン4コマ
・1対4グループ or 1対8グループ2コマ
入学金 US $125-
費用合計
US $855-(約94,050円)
※1ドル=110円
現地でお支払いになる費用
SSP取得費用 6,500ペソ
学生証代金 200ペソ
教材費 2,500ペソ(平均)
※レベルや期間により変わります。
空港ピックアップ 800ペソ(日曜日)
寮デポジット 3,000ペソ
※退寮時に問題無ければ全額返却
電気代 800ペソ(800ペソ/1週)
水道代 500ペソ
管理費 250ペソ(250ペソ/1w)
費用合計
10,750ペソ(約22,575円)
※デポジットは含みません
※1ペソ=2.1円
その他必要な費用
航空券代 日本各地から往復で平均60,000円
LCC利用で往復30,000円
海外旅行保険 4週間 約25,000円
遊興費 4週間
多い人で約30,000円
少ない人で約10,000円
1週間の留学に掛かる合計費用 116,600円

パシフィックツリー(CET)は格安校という訳ではなく、本当にセブ島留学の平均的な費用になりますね。

https://creditcebu.com/pacific-tree/

 

フィリピン留学は1週間の料金費用が高い

 

どこの学校も同じなのですが、フィリピン留学では1週間の費用が高く設定されています。

例えば、4週間では20万円なのに、1週間では8万円というようにかなり割高な設定になりますね。

もちろん、学校としては長期間留学してくれる方が部屋の調整や先生の調整が楽なので1週間留学は手間が掛かる分だけ高めに設定されています。

 

まっきー
まっきー
学校を運営していた立場からすると、それほど調整の手間に大差が無いので自分がオーナーであればもう少し1週間の設定を安くすればリピーターさんが増えて結果として良いのではないかな?と思いましたけどね。

 

1週間のフィリピン留学・まとめ

 

1週間のフィリピン留学で私がお会いした生徒さん達はこのような感じでした。

●講演会やプレゼンの練習をしにきた

●これから考えている長期留学に向けての下見に来た

●ちょっと留学経験がしてみたかった

●ただ旅行するよりも英語の勉強する方がおもしろそうだったから

●セブでゴルフがしたかったからそのついでに半日勉強してみた

●日本で勉強するだけではモチベーションが上がらないから来た

このような理由の生徒さんに会いしましたが、一番多かったのはモチベーションキープのためですね。

私が知る限り、実際に留学している人の中には1週間の短期留学に英語力が上がるかどうかを期待している人はあまりいません。

普通に考えれば伸びるモノではないと理解している人の方が断然多かったです。

しかし、理解はしていながらもどこかで伸びることを期待しているといった感じですね。

私の経験上で言えば、もちろん大きくは伸びませんが、1週間の留学でも利用方法によっては効果があることは間違いありません。

 

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