当たり前だと思いますが、留学をする人の多くは「留学して英語を話せるようになりたい」と言う意気込みを持って留学します。
しかし、残念ながらフィリピン留学を成功した人よりも、失敗して結果が出ない人の方が多いのが現実です。
そこで、せっかくの留学を無駄にしないためにも、結果が残せない人の特徴を知って、自分はどうなのかもう一度しっかりと考えてから留学することをお勧めします。
フィリピン留学をしても失敗して結果が出ない人
英語を話すかっこいい自分の将来を想像、夢と希望に溢れて留学するのは年齢問わず誰でも同じだと思います。
特にフィリピン留学は英会話に慣れていない初心者の方に非常に効果の高いです。
それにも関わらず「わざわざ留学する必要あったんだろうか?」という程度の結果しか残せていない人なぜ多いのか深堀りしてみましょう。
フィリピン留学すればどうにかなると思っている人
フィリピン留学すればどうにかなると思っている人の大半は失敗します。
正直に言って私がそのままのパターンでした。
留学して学校に入ればなんとかなると、中学1年の英語も理解していないのに事前に何も勉強せずに留学したために、現地で4ヶ月近くの時間を無駄にしました。
その、一番の理由は留学して授業でインプットしていたからです。
どういうことかと言えば、中学英語は日本語で書かれている親切な教材で学習すれば50時間ほどで70%から80%は身に付きます。
しかし、それをわざわざ全て英語で書かれた文法教材で学習することで数倍の時間が掛かってしまいます。
事前勉強をしなかった結果に英語を英語で勉強する羽目になり、本当に時間を無駄にしました。
私が書いている記事ではあちこちに書いていますが、基礎英語は英語で先生から学ぶより、日本語の教材を使って自分で学習する方が数倍効率が良いです。
英文法を英語でインプットするなんてことは初心者から中級者にとっては時間の無駄でしかありません。

基本として、中学3年間レベルの基礎英語が70%~80%理解出来ていないのであればフィリピン留学は「まだ」お勧めしません
1人でした方が効率が良いことに無駄な時間と無駄なお金を費やす必要はありません。
少しでも本気で英語を身に着けたい人は、最低でも中学1年生から2年生の英文法の事前学習は必ず終えてから留学しないと結果が出ない人の仲間入り確実です。
ちなみに「本気で英語を身に着けたい人」と書いているのは、留学をする理由が英語が一番出ない人もいるからです。
授業以外に自分から英語を使わない人
悲しいことに留学生の多くがそうなのですが、授業以外で英語を使いません。
これはEOP(母国語禁止で学校では完全英語で話すこと)の有無や日本人ばかりの学校とかいう問題ではありません。
フィリピンでは一歩外に出れば英語を使える環境があるのに、ほとんどの留学生が積極的に英語を使わないということです。
これでは、何のために英語を学びに来ているのか分かりません。
私の場合は、最初の留学時には1人で外出してショッピングモールに行ったら「必ず10人に声を掛ける」ということを実践していました。
超初心者でしたので声をかけると言ってもとても簡単なことで「道を尋ねる」「店の場所を聞く」「レストランで色々メニューについて聞いてみる」といったことだけです。
尋ねるのは良いけど聞き取れない自分にがっかりしたことや、聞き取れても嘘ばっかり教えるフィリピン人にイラッとした思い出は忘れません笑

留学の目的が留学することの人
留学の目的が留学することになっている人も多いですが、言ってしまえばしっかりと留学しているのですでに大成功なのかも知れません。
という人も少なくありませんしね。
先にも述べましたが、英語を趣味として楽しむことを目的とする人や海外での生活が夢の人などは、色々と考える前に一度留学してしまうことをお勧めします。
そうすることによって、何が必要か、本当に海外で生活したいのかなど自分自身が見えることもありますしね。
ただし、1回の留学で本気で結果を求める人は、絶対にその留学で何を達成したいのかしっかりと目標を持たないといけません。
目標や目的を持たないと、すぐに出ない結果に自分がどうすれば良いのかを見失ってしまい、高確率で路頭に迷うことになります。
このように迷走したまま留学が終わります。
そして「フィリピン留学したけど全然伸びなかった。」という結論に至ります。
そうならない為にも、留学する前にはしっかりと目標を定めましょう。
どんなことでも良いので、小さな積み重ねを達成していくことで留学生活は充実します。
目標を決めずに留学を開始した時点で、結果が出ない人の仲間入りへ大きく前進することになりますので、その辺りのこともしっかり決めましょうね。

まとめ
フィリピン留学を失敗する原因は他にもあります。
例えば「先生が悪い」「環境が悪い」「食事がまずい」「他の生徒の質が悪い」などなど、言い出すとなんでも失敗する原因になってしまいます。
しかし、ここまでご紹介したような自分でどうにかなることだけでもしっかりと準備しておけば、他の要因があったとしてもだいたいはどうにかなりますね。
留学では受け身にならずに、考えられることに対策をして、自分でやるべきことをしっかりとすれば失敗する確率は大幅に下げることができます。
留学は行ってみないと分からないことも多いですが、エージェントや学校などにわからないことは何でも相談すれば教えてくれるのでどんどん利用すると良いですね。
