英語に関する純粋な質問として良くある質問ですね。
特に留学中にこのままで大丈夫なのか心配になって「このまま頑張れば英語力が上がるのか?」という相談です。
それに対して私ができる回答はこれしかありません。
と言ってしまうと、アドバイザーとしてどうなのかという話になりますので、話せるようになる王道と言って良い手順をご紹介しましょう。
フィリピン留学して無駄なく英語力をあげる方法
まずは、段階を追って説明するために英語力によってパートを分けます。
パートをレベルの1、2、3に分けています。
自分のレベルに合わせて必要ないパートは飛ばし読みして構いません。
先にお伝えすると、最初は文法など必要無ありません。
使えるフレーズを丸暗記して、とにかく話せるようになるという楽しみを知るのもアリです。
むしろ、その方法が一番てっとり早いですね。
しかし、留学して本気で英語を身につけるのであれば、中学文法だけは「必ず」やっておくことをお勧めしています。
ただ、このあたりは好みなので、学習時間を多く取れるのであれば平行してするのが一番効率が良いでしょう。
1.中学3年間の簡単な文法をある程度学習する
まずは、中学3年間の文法をある程度学習しましょう。
100%完璧に身に付ける必要はないので、下記でご紹介している方法で勉強して下さい。
中学文法が70%~80%身に付けば良いですが、別に60%位でも構いません。
英語のために留学するのであれば、最低限で中学文法だけを学習した状態でもフィリピン留学であれば留学する効果は十分にあります。
しかし、中学文法だけで留学してどうにかなるのは本当にフィリピン留学だけです。
2.使える英語をフレーズごと丸暗記する
次に、良く有る日本語を英語にするというドリル的な教材を利用して、フレーズを丸覚えする学習をします。
という人もいます。
しかし、この時点では単語なんて覚えても、文章で使えなくては意味がありません。
初期段階では「よく使うフレーズの丸覚え」を強くお勧めします。
下記で、ご紹介している教材の1冊目か2冊目を最低でも5周はしましょう。
できれば10周は覚え込むまで繰り返して練習して下さい。
もちろん、丸覚えと言っても100%を目指す必要はありません。
嫌にならない程度で良いので可能な限り頑張りましょう。
●1の超初心者から始めているなら2冊目のノブ式トレーニングの方がおすすめです。
●2から始めている人なら1冊目のポンポン話すための瞬間英作文で良いでしょう。
大体1冊15時間~20時間ほどで終わると思います。
2周目からは慣れてきてドンドンと時間が短縮されてきますね。
何回も繰り返せば10周するのに20時間×5=100時間なんてことにはなりません。
また、3周程して慣れてきたらドリル練習だけでなく、CDを使って真似して音読を繰り返して下さい。
CDを使って真似して話すことでリスニング力が鍛えられます。
方法はいろいろありますが、ここでは難しい説明はおいておきましょう。
とにかく真似して話すことが一番です。
1番と2番のパートをキチンと終わってからフィリピン留学するのであれば、初心者でもかなり効率よく留学をすることができるようになります。
もちろん、できればご紹介している3冊とも全てやり込めれば最高ですね。
3冊合計で150時間~200時間もあれば終わるはずです。
間違いなく最初から低レベルなクラスに入れられて無駄な時間を過ごします。
3.TOEICの教材を使って音読練習
1と2をきっちりとこなした人は、もう英語の初心者とは言えません。
フィリピン留学レベルであれば初中級者レベルくらいにはなっているでしょう。
ただし、遠い目で見ればまだまだ英語を話せるレベルではないですし、一人で歩き出した赤ちゃんレベルと言えます。
そんなアナタが次のレベルに進むにはTOEICの教材を利用した音読練習がおすすめです。
教材自体は公式練習本であればなんでも構いません。
せっかくなので最新版でも利用すると良いですね。
ただし「TOEICの問題を解いてTOEICの点数を上げましょう」と言っている訳ではありません。
TOEICの教材についている音源を利用して英会話の練習をするだけです。
TOEICの点数を上げる勉強をしても一定以上に英会話力は上がりません。
しかし、TOEICの教材には使える英語が満載です。
ビジネスを考えているのであれば、将来的に仕事で使えるようなフレーズもたくさん含まれています。
さらに、TOEICの教材にはアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスの音声で作成されています。
そういった意味でもTOEICはいろんな英語のアクセントに慣れるのにも優れていますね。
特にリスニングパートの③と④は会話として作られています
そして、日本人が好きなTOEICの点数もついでに上がるというオマケ付きです笑
TOEICのリスニングパートの音源を使って最低でも30回は読み込んでほしいですね。
自由に話せるようになるためのライティングとスピーキング
ここから先の学習に必要な時間は年単位です。
ここまで学習した人であれば、試行錯誤しながらでも英会話に必要な基礎能力は大体身についているはずです。
ここからは応用として、自由に話せるようになるためのライティングとスピーキングに集中します。
ライティングが必要な理由は下記のページをご参考にどうぞ。
留学して英語力をあげる方法は学習時間と学習量
現時点で、英語が話せないという方にお伝えしたいのは、今皆さんが英語が話せない理由は何も複雑な理由は無い場合ほとんどです。
何故かと言えば、それはほとんどの場合で英語力が伸びない原因は「学習時間と学習量」が足りないだけだからです。
私も学校のマネージャーをしている時に何度も「話せる気にならない」というような相談をされたことがあります。
というようなコントをしたのは一度や二度じゃありません。
留学中に授業以外で予習と復習などやるべきことをしっかりと頑張っているのであれば間違いなくそれなりの成果がでます。
それは、学校が良い悪いではなく自分自身だどれだけ頑張っているかです。
どれだけ効率の悪い学習をしていたとしても2000時間、3000時間となれば確実に大きな成果が出るでしょう。
もちろん効率の良い方法で学習方法であれば良いに越したことはありません。
まとめ
とにかく一番大事なことは「学習時間と学習量」です。
どれだけ効率良く学習しても「学習時間と学習量」が足りなければ意味がありません。
最低でも留学中に4週間で250時間、3ヶ月で750時間は頑張ったのに全く伸びない人は話せるようにならないとボヤく権利があると思います。
ただ、それだけ頑張る人は高確率で成果が出るので、ボヤくことにはなりません。
1週間に40時間頑張る人と1週間で60時間頑張る人では、同じように3ヶ月のフィリピン留学をしていてもフィリピン留学1ヶ月分の差がでますからね。
本気で留学中に英語力を上げたいのであれば授業4時間~6時間+自習で最低でも1日10時間は頑張って当たり前です。
もちろん、週末にも4時間位は勉強したいですね。
だいたい、目標を決めて500時間単位で自分がどれだけのことをするべきか決めて、それを達成して行きましょう。